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酒井晋一郎

天気のサカイ目

平成お天気クイズ 2019年04月26日

「平成」も5日を切り、「令和」の時代が近づいています。

天気に関することで、平成の間にどんなことが起こったのか、いくつかクイズにしてみました。

 
まずは、宮崎市の気温に関する問題。

 
平成の時代に、

10日連続の猛暑日(最高気温が35度以上)と

10日連続の冬日(最低気温が0度未満)はあったでしょうか?

 
 

正解は

 
 

 

どちらも「×」です。

 

 
宮崎では平均気温は高くなりますが、最高気温自体は熊谷市などの内陸の地点と比べて上がりにくく、平成では8日間連続(平成10年・1998年)が最長で、観測史上でも11日間連続(昭和58年・1983年)にとどまっています。

ちなみに、全国の主要都市を数年分調べてみたところ、大阪と福岡で17日連続猛暑日(平成25年・2013年)という記録がありました...。

全国の地点をくまなく調べたら、17日を超える連続日数はあるかもしれませんね。

 
また、冬日の連続日数は、平成では6日連続(平成3年・1991年、平成30年・2018年)が最長で、観測史上では20日連続(大正7年・1918年)となっています。

昔の方が、冬の朝の冷え込みは強かったようです。

 
 

つづいて、台風に関する問題です。

 
平成の時代は、

台風が上陸しなかった年があった。

また、台風が最も上陸した年があった。

 
さて、どうでしょう。

 
 

正解は

 

 

 

どちらも「○」です。

 

 

 

台風の上陸がなかったことは4回あって、昭和に2回(昭和59年・1984年、61年・1986年)あったほか、平成でも2回(平成12年・2000年、平成20年・2008年)となっています。

また、最も上陸数が多かったのは平成16年・2004年のことで、このときは10個も上陸していました。

当時は学生だったのですが、「また上陸?」「え、来週も?」と感じていたのを覚えています。

 
次の元号の「令和」は、「初春の令月にして 気淑く風和らぎ」の文言から引用されているので、災害の少ない「風和ら」ぐような穏やかな天気の日が多い時代になれば、と思います。

 

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