台風６号は、先週までの進路から西よりに変わり、東シナ海をゆっくりと北上する予想となっています。

県内は、あす夜に風速２５メートル以上の暴風域に入る見込みで、雨風ともに強まり、大荒れの天気となりそうです。

あす夕方（８日午後６時）にかけて、多いところで２５０ミリの雨が予想されていますが、線状降水帯が発生した場合は、雨量が増えて、災害が発生する可能性が高まります。

　
さらに、あさって夕方（９日午後６時）かけては、３００ミリから５００ミリと予想され、場所によっては平年８月の１か月分に相当する雨の量になるおそれがあります。

これに加えて、１０日午後６時にかけて２００ミリから３００ミリの雨が降る予想となっており、これから３日間かけて降る雨の量は観測史上最大になるところもありそうです。

長期間の大雨が続くため、大雨による土砂災害に厳重な警戒が必要なほか、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫などに警戒が必要です。

特に、崖や河川の近くに住んでいるなど、大雨による災害リスクが高い場合は、早い段階での避難行動が大切です。