早いもので、今日が今年最後の「天気のサカイ目」となりました。
今年を振り返るサカイ目、ということで、今年更新されそうな記録を調べてみました。

今年は暑い日・暖かい日が多かったと感じているかもしれませんが、宮崎市の年間平均気温のランキングを調べたところ、

1位　19.2度（1998年）
2位　19.1度（2019年・きのうまで）
3位　18.6度（2016年）

となっていて、今年の平均気温は0.1度差の2位につけています。

　
宮崎市での気温の観測は130年間以上続いているため、かなり記録的に気温が高い年だったと言えます。
なお、1位との差である0.1度を縮めるためには、残り10日あまりの平均気温が平年を3度以上上回る必要があるため、おそらく観測史上2位で確定すると思われます。

これだけの高温であれば、観測史上1位となるような記録もありそうです。

では、ここで問題です。

次のうち、今年観測されそうな記録はどれでしょう？

①　最高気温が35度以上の猛暑日、極端に暑い日が最も多かった
②　最高気温が25度以上の夏日、ほどほどに暑い日が最も多かった
③　最低気温が0度未満の冬日、冷え込む日が最も少なかった。

さて、どれだと思いますか？

正解は、

③　冬日が最も少ない　でした。

宮崎市の冬日の日数は、今日までで０日。これは観測史上初めてのことです。
昨シーズンに続き、今シーズンも暖冬傾向がつづきます。
宮崎市では、年末にかけて氷点下まで下がる可能性は低そうです。