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酒井晋一郎

天気のサカイ目

お気に入りの地球儀 2019年02月07日

昨日は、太陽と地球の位置関係を説明するために、私物の地球儀をスタジオに持ち込みました。

クラシックなデザインに惹かれて10年以上前に買ったのですが、特に気に入っているのが、洋上の海流まで描かれていることですね。

地球が活動している様子がイメージできる気がします。

 
また、国境線を眺めていると歴史の変遷にも気づきます。

地球儀を購入した当時は、東ティモールの独立までは反映されていましたが、南スーダンの独立やグルジアの国名変更(現在はジョージア)はそのあとに起こったことです。

次に起こる変化は、マケドニアの国名変更なのかな、と思いつつ、地球儀をくるくる回しています。

 
さて、今回地球儀を使って説明したのは、夏と冬の日差しの強さの違いです。

地球儀を見てわかるように、地球は垂直状態で太陽の周りを回っているわけではなく、約23.4度傾いて回っているんです。

この傾きが四季を生み出すポイントとなっています。

 
冬至のころの位置関係では、太陽の光を真正面から受けているのはオーストラリアや南アメリカといった南半球の地域ですが、北半球の日本には太陽の光は斜めから入ることになります。

このため、北半球は日差しが弱い冬となり、南半球では夏になります。

190207地球儀1.JPG


そして夏至のころには、太陽を挟んで反対側に移動しています。

このときに太陽の光を真正面から受けているのが、日本などの北半球の地域なので、日差しが強い夏になるんです。

190207地球儀2.jpg 


「天気のサカイ目」のコーナーで地球儀を扱うことにテンションが上がり(笑)、うまく説明できなかったかも、と思いましたが、「学校の先生みたいでわかりやすかった」というメールをいただいたので、大丈夫だったみたいです。





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