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雷記念日 2020年06月26日
今週前半はすっきり晴れて梅雨の中休みとなっていましたが、再び湿った空気が流れ込んで天気も不安定となっています。
落雷も起きやすくなっているのですが、実は今日6月26日は雷記念日なんです。
この由来は平安時代までさかのぼります。
今から1000年以上も前、930年(延長八年)は日照りが続いていて、この日は雨ごいの儀式を行うかどうか、平安京の清涼殿で会議を行っていました。
ただ、午後になると急に雷雲が沸き上がって清涼殿に雷が落ち、落雷に巻き込まれた公家たちが何人も亡くなりました。
そしてこの落雷を起こしたのは、かつて大宰府に左遷されてそこで亡くなった菅原道真によるたたりではないかと信じられるようになり、道真公は雷の神である「天神」と言われるようになったんです。
私は以前福岡県に住んでいたことがあり、太宰府天満宮には何度も訪れたことがあったのですが、天神さまにこんな由来があったとは知りませんでした。