先週末から九州を中心に大雨が続いていて、大雨が終わる見通しがなかなかつかない状態です。
平年の九州南部の梅雨明けは7月14日なので、本来なら「そろそろ梅雨明け？」と話を進めていきたかったところですが、今年の梅雨明けは平年より遅くなりそうです。

太平洋高気圧が張り出し、梅雨前線を北へと押し上げると梅雨明けとなりますが、梅雨明けの判断をする際は上空の高気圧の張り出し状況を参考にしています。

ちなみに今朝の時点での上空の高気圧の様子は、

本州の沿岸から奄美付近までとなっているので、梅雨前線を押し上げるには力不足です。

では、1週間後の様子はどうなっているかというと、

ようやく九州まで張り出してくる予想です。

来週末以降になるとやっと梅雨の終わりが見えてきそうですが、梅雨明けまでは油断せずに大雨への注意が必要ですね。