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番組審議会

第367回 平成14年7月23日

期日 平成14年7月23日
場所 株式会社テレビ宮崎 会議室
議題 ヒューマン九州21「方言マンガ家 みやこのジョー」
放送日 平成14年6月11日(火) 11時10分~11時40分

主な内容

  • 企画意図
    「学校」とは?「先生」とは?そして「地域」とは・・・
    少子化・いじめ・学級崩壊・週休2日・・・今、学校の存在意識が問われている。都市化・核家族化の進行は旧来の家族制度を崩壊させ、受験戦争が「学校」の存在意義を大きく変えた。本来の「学校」とは何だったのか。
    2002年3月で閉校したある小学校の地域一体の活動から、真の「学校」の姿を問いかける。
  • 企画内容
    2002年3月。宮崎県日之影町で全校児童9人の小学校、小原(こばる)小学校が閉校した。124年の伝統を誇るこの学校は卒業生のほとんどが現在もこの地区で生活し、特に公民館合同の運動会は有名だった。あらゆる行事は学校中心に動いていた。そんな「昔ながら」の学校だった。
    子どもたちのため「いつまでもこの学校の良さを忘れないでほしい」と”思い出づくり”に励む先生、そして親。いつの間にかみんなの中に強い絆が芽生えていた。そして閉校式の夜、先生とのお別れを前に、子どもたちの親全員があることをしようと準備を進めた。それは先生・子どもたち・学校への「感謝の気持ち」を表す何かだった・・・。

議事の概要

  • タイトル音楽も時代を捉えた歌い方、音楽でぴったり合っていた。
  • 番組も本当に分かりやすく、見ていて全ての部分に興味が持てた。ほのぼのとしたテーマだが、映像も美しかったし、楽しく細やかだった。
  • 取り巻く人々の扱い方がすごく的を得ていてすばらしかった。
  • 諸県都城弁をもっと紹介してほしかった。
  • 今村さんも普通に話しをしていたが、分からない部分がたくさんあったので字幕を入れてほしかった。
  • まじめな今村さんがさらにまじめに描かれているので、少し遊びがほしかった。ただ、全体としては、この世知辛い世の中でこのような無欲の人を取り上げたという点は良かった。
  • こういう漫画を描きたいとか、絵をやりたいとか、そういう人に何かヒントになるようなものが番組中にあると良かった。
  • 番組中の方言のナレーションが人柄がにじみ出るようで、なかなか適切であった。そのナレーションが入ることによって方言が分からなくても何となく会話の意味や面白さが伝わり、今回テレビメディアの良さというものが出ていた。
  • 故郷を彩る映像がとても素晴らしかった。カニやしらさぎなど辺を入れるところは心にくかった。
  • 番組のテーマとして1人の人間にスポットを当てていたが、見ている人がそれをどう考えるかということで、色んなものを見ている世代に提案していたと思う。
  • 何と言っても、この番組にうまく座った人物、人選の勝利ではないかと思う。ヒューマン九州21という番組の中で、見事に座ったキャラクターだと思う。
  • 方言をテレビで音声化するときの難しさというものを感じた。番組中の声優の方がどういう方なのか分からないが、方言のディープさが消えるというか、スマートになっていたように感じた。

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