番組表
第564回 令和2年7月7日
場 所 | テレビ宮崎会議室 |
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議 題 |
UMKドキュメンタリー 秘境を生きる~トム・ソーヤーの夢~ |
議事の概要
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題名を見た時は、楽しいワクワクした番組とは思わなかったが、いい意味で裏切られた感じだった。いい歳をした大人達がこんなにも無邪気な遊びに夢中になれる事がこの時代であるかなと、この生活にあこがれる男の方もいるだろうが、なかなか出来ないだろうなと感じた。
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全体的に見ると、色んな事が散りばめられすぎて分かりづらくなったという事が少し残念だった。伝統や伝承を忠実にやられていて、無くなりつつあるコミュニティや、助け合う心が描かれていたので、すごく共感できた。
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秘境としての映像が映し出されているのが好印象でした。このリーダーの方については、人望があるのがとても良く映像に出ていたし、言葉の端々も良く捉えているなと思った。
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番組全体を通して、生きていく上で大事にしていく価値って何だろう、心の豊かさとは何かを考えさせられた。少年の心をそのまま持ち続けている主人公の方で、普通は童心を封印していくところをその心を生かし、仕事の中で実現されているのが非常に魅力的だった。
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こういうグループを田舎で作るというのは、生き方としては面白い、しかし、女性がいない。彼らの魅力は男の子に対しての魅力になると思うので、これが有効な地域おこしの手となるかは少し悲観的に思った。しかし、こういう体験教育を通して地域おこしをやるというのはなかなか面白いなと思った。
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秘境の椎葉というイメージについて今回の番組の映像は、明るくて、画像的には秘境でやっている感じを受けなかった。また、ジップラインの最後の完成を見ずに途中で終わってしまった事が良く分からなかった。
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構成、パーツを繋ぐナレーションの原稿に一考の余地があったのかなと思う。この番組が何を描きたいのかがバシッと伝わると、視聴者も輪郭を持って楽しめたのかなと感じた。しかし、こういう素晴らしい素材が散りばめられた番組というのは取材の力だと思うし、しっかりと取材をさせてくれる社の姿勢が素晴らしいと思う。
・・・ などの意見が出されました。