番組審議会

第573回 令和3年5月

議事の概要

• 新食感スイーツ特集では、藤﨑アナの動きとコメントがバラエティらしく良かった。

• 新食感スイーツ特集の紹介時間が長く感じたので、今回のようなテーマ、題材であればもう少しコンパクトにアクセント的に紹介するのはどうだろうか。

• 武田アナが神楽に誘われたのは分かりやすい流れであったが、見事に舞い切った武田アナの姿に一緒に感動を覚えた。それは長い伝統を持つ宮崎の文化に対する武田アナの謙虚さが感じられたからだと思う。

• 舞が終わった後の武田アナの涙を見た時に、単なる感動ではない何かを感じ、その場でしか味わえない何かが武田アナを通して感じられたように思えた。1300年続く祭りが地元の人たちによって受け継がれてきた凄さがこの番組を通じて感じ取れた。

• 武田アナの頑張りに共感し番組内容に興味を持ち、気がつくと神楽の内容を理解しているという構成となっており、また最後には感動をする場面もあり素晴らしい番組だと感じた。

• 舞手で声優を目指す黒木さんのナレーションは、実に新鮮で神楽の厳粛さとは違う爽やかな印象が加わったと思う。

• 初めに紹介された神楽で、後半に迫力が増すと言われたが、映像で分かりづらかったのでもっとじっくり見せて欲しかった。また時間の経過を分かりやすく紹介して欲しかった。

• リポーターの藤﨑アナがとても明るく、素直なコメントで、加えて補助テロップも絶妙だった。BGMの選曲もよく、全体の雰囲気を上手に盛り立てていた。

• 番組最後では、小さい女の子が泣いた姿があり、その後の嬉しそうに横笛を吹いている様子から彼女の小さくも熱い思いが伝わり、将来の担い手候補となって神門神楽がこの先も連綿と継承されていくという未来が想像できた。

• 33番の舞があるなかでの「将軍舞」と「舞陽」の説明があったが、その舞の種類と全体像の紹介が映像を含めて紹介されるともっと良かったと思う。

• 師走祭りについては、1300年の歴史と伝統のある神楽の紹介に、大いに意味があるものの百済王の伝説を信憑付ける何かが紹介できれば、更に深みが増したのではないかと感じた。

• 女人禁制の神楽で何故女性が舞う事が許される事になったのかなど一つ一つ説明するのではなく、この番組の全体の構成・流れがその説明になっていて、それがタイミングよく疑問を解いてくれるとても心地良いものを感じる事ができた。

・・・　などの意見が出されました。