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Reらいふ
2019年11月28日
流木アート 海岸の漂着物が作品に(2019年11月27日放送)
今週は県内の様々なアートをご紹介しています。
今日は、こちら。
海岸に流れ着いた木などを利用した「流木アート」です。
伺ったのは、都城市の自宅ガレージを利用した工房、その名も「MOGURAコーサクシツ」。
こちらで流木アートの作品作りに取り組んでいるのは、村崎実さんです。
小さい頃からモノ作りが好きで、約10年前に砂浜に流れ着いた流木や貝殻などに着目。
それらを利用した製作活動を始めました。
サーフィンで宮崎の海を利用する中、流木やごみを見て汚れているのを感じ、それらを利用して、クラフトなりできればいいと思ったのがきっかけです。
最初に見た時のインスピレーションを大切にしているという村崎さん。
素材の色合いや、バランスを考えながら組み合わせていきます。
こちらは、流木と漁の網を組み合わせた、トイレットペーパーラック。
貝殻を組み合わせれば、海を感じる素敵なオブジェとしても楽しめます。
こちらは、流木を組み合わせて作った椅子。
座るのはもちろん、インテリアとしても楽しめる、味のある仕上がりになっています。
こちらはフォーク!
ビーチに流れ着いたプラスチックを集めてシーグラスとか貝殻とかを織り交ぜて、切ない感じのフレームにしてみました。
またこちらは、醤油さしや歯ブラシなどを利用。
このように、海岸のゴミが、個性的な作品に生まれ変わります。
村崎さんの作品は、注文を受けてから作るものが中心で、年に数回、イベントにも出店しています。
今後も自分のカラーを出して、いろいろな作品に挑戦したいと話します。
宮崎の海は最高なので流木の魅力を知ってもらって海に行った際、拾ったりして自分で作品を作ってもらってもいいし、それがまた、海を清掃する事につながると思うので、そういう感じで、やっていければいいと思っています。
大切な宮崎の海や、環境を少しでも守りたい。
村崎さんの作品には、そんな故郷を愛する想いが込められています。
■お問い合わせ
MOGURAコーサクシツ
村崎実さん
都城市
080-9985-3960