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Reらいふ
2019年01月15日
小腹がすいたら 老舗の酒まんじゅう(2019年1月14日放送)
今週のテーマは小腹が空いたら。
きょうは、寒い冬に食べたいあったかい酒まんじゅうです。
宮崎市江平の三徳饅頭。
創業は昭和33年の老舗和菓子店です。
店内には蒸しまんじゅうや芋ようかん、洋風のまんじゅうなど、常時10種類ほどが並んでいます。
この中で、創業当時からの味を守り続けているのが、酒まんじゅうです。
餅米とこうじで毎日仕込みをして、その自家製の酒饅頭の元に小麦粉を混ぜて発酵させた生地にあんこをつめて蒸したお饅頭。
アルコールが一切入ってないので、小さい子も安心して食べられます。
生地がもっちり、あんこも甘すぎず、お酒の香りがしておいしいですね。
この酒まんじゅうをおいしく食べるには。
一番は、出来立てのあったかいもの。
お家でさめたものを食べるなら、電子レンジも簡単ですが、蒸し直しをしてもらえると、出来立ての食感を取り戻せます。
また、季節や行事にあわせた限定の和菓子も魅力です。
今月9日と10日には、地域のえびす祭にあわせて、「招福どらやき」が登場しました。
また、これからの時期は、もちもちの生地で、つぶあんと苺を包んだ「うす焼き苺」が人気です。
そしてこの酒まんじゅうも、年に2回だけ限定品に変わるそうなんです。
それが、こちら!
「揚げまんじゅう」なんです。
7月に江平子安観音大祭があるんですけれども、そのときに2日間限定で揚げまんじゅうを出しています。
酒まんじゅうとはまったく違った食感や味わいですので、普段買われているお客さんも喜んで食べていただいています。
そのまま揚げるだけなので、夏まで待てないという方は家庭でも試してみては。
今年で61年目を迎える老舗和菓子店のこれからの目標は。
61年の味を変わらず作り続けて、小さい子から大人の方まで手軽に入って来れる店作りをしていきたいです。
昭和と平成を静かに見守ってきた老舗の酒まんじゅう。
寒い冬に食べたいほかほかのお饅頭は、心まで和ませてくれそうです。