番組表
Reらいふ
2019年12月03日
冬グルメ・おでん プロが教えるおいしさのコツ(2019年12月02日放送)
今週は冬グルメをご紹介。
きょうは都城から、この時期にぴったりの「おでん」!
おでんのプロに家庭でおいしく作るコツも聞いてきます。
昭和29年創業の「雨風」です。
3代目の野村英樹さんは「盆地で寒い都城にはおでん屋が多い」と話します。
雨風には常に15種類ほどのおでん種があり、大根やこんにゃく、宮崎牛の牛筋などの定番から、銀杏などの季節のもの、さらにイタリアンロールキャベツなどの変わり種もあります。
変わり種とか多く入れていますので一般的なおでん屋さんとは違ったものを用意していいます。
雨風のダシは利尻コンブとマグロ節、そして塩。
素材のおいしさを引き立てるさっぱりした味わいです。
「だし」は継ぎ足しで66年目に入りました。
おでんにもやしが入っているの初めて見ました!
都城独特のおでんの種で「おやし」と言います。
ダシが染みているのにシャキシャキ!お豆の香りが広がります。
おいしいプロの味をいただいたところで雨風流、家庭のおでんがおいしくなるポイントを聞きました。
動物性のもの、練り物だったりお肉を入れたほうがおいしくなります。
大根やこんにゃくなどうまみを吸う具材に、しっかりダシが入っていきます。
火加減も大切です。
沸騰させるとそこからうまみが逃げてダシが濁るのでおいしくなくなります。
そして残ったおでんのダシの活用法まで教えてくれました!
残ったおでんダシに、塩こうじ、ニンニク、ショウガなどを入れて少し煮詰め、甘辛く仕上げたものを唐揚げの漬けダレとして使っています。
ダシは冷凍もでき次におでんを作る際に使えます。
寒くなってきました。
お店ではもちろん家庭でもさらにおいしくおでんを召し上がってください。
■お問い合わせ
雨風
都城市上町5-14
TEL:0986-22-2398