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Reらいふ
2019年01月25日
なつかしの味 復刻ハヤシライス(2019年1月24日放送)
ここは橘通東2丁目、すぐそこが県庁です。
きょう紹介するのは、なつかしの「復刻ハヤシライス!」
なんですが、おじゃまするのは、純和風のこちらです!
創業68年の老舗旅館 小戸荘。
宮崎を代表する著名人やキャンプに訪れるプロ野球選手をもてなし、観光宮崎の発展を支えてきました。
成井:なぜ、老舗旅館で復刻ハヤシライスなんですか。
薗田さん:実は、建て替え以前の宮崎県自治会館には、食堂がありました。
そこで、小戸荘の初代女将と現在の女将が、ハヤシライスを提供していたのですが、「あの頃のハヤシライスをもう一度
食べたい」という声を頻繁に聞くようになり、約1年前に、その味を復活させてお出しするようになりました。
昭和40年代、充実した調味料もなかった時代のレシピを料理長が試行錯誤を重ね、なつかしの味に近づけていきました。
ケチャップやデミグラスソースだけでなく和風テイストも加えることで一昔前のなつかしい味を再現することができました。
独特の甘酸っぱさが特徴です。
当時は、県庁のまわりには食事をするような店は少なく、自治会館の食堂は、多くの方が利用されてたようです。
このハヤシライスを召し上がった方は、「なつかしいあの味だ」とおっしゃって、何度も足を運んでくださいます。
本当に嬉しいですね。
ランチタイムには 限定20食、店の中で提供されますが、予約すればテイクアウトもできます。
小戸荘では、伝統の味を守りながら宮崎の食材をアピールできるメニューも積極的に開発しており、宮崎ブランドポークのスペアリブ「小戸りぶとん」や、10種類の食材をブレンドして丹念に出汁をとった「小戸鍋の素」も人気です。
宮崎が観光ブームだった頃のなつかしい味と、これまで伝えられてきた宮崎の味をもっと広めつつ守っていきたいです。
なつかしい味を口にすると、気持ちがリセットされ、何だかエネルギーがわいてきます。
老舗旅館で復刻ハヤシライス、いかがですか。