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Reらいふ
2019年02月01日
悪徳商法に気をつけよう 消費生活相談窓口(2019年1月31日放送)
あの手この手で悪質商法が多様化し、誰しもが他人事ではない状況です。
きょうは、困った時に相談できる消費生活相談窓口についてお伝えします。
県の消費生活センター3ヵ所に加え、現在は7つの地域に分かれて、市町村が8つの消費生活相談窓口を設置しています。
ここ日南串間消費生活センターには、日南市と串間市が共同で設置した相談窓口があります。
窓口が共同化されて、これまで都城市や宮崎市にある消費生活センターに相談していた串間市の方も、より近くで相談できるようになりました。
相談窓口の共同化により、全体で13人だった専門相談員が19人に増え、より相談しやすい環境が整いました。
今は契約関係や内容がとても複雑になってきていて、ご自分が「誰と」「どのような」契約をしたのかわからないといった
ケースも珍しくありません。
消費生活センターでは、ご本人から詳しくお話を聞きながら、契約書や請求書などを整理し、必要であれば解約や事業者さんとの交渉のお手伝いをしています。
消費生活ホットラインは188番。
最寄りの市町村か相談窓口につながります。
不安なときは気軽に利用してみてください。
さらに、生活の安全に関する悩み事は、警察相談専用電話「#9110」番。
全国どこからでも、その地域管轄の相談窓口につながります。
警察では、犯罪などによる被害防止に関すること、住民の安全と平穏に関することについて相談に対応しています。
消費生活に関する相談には悪質商法がありますが、平成29年のデータによると、全国で164件、274人を検挙しています。
被害総額は約1万9千人、被害額は約66億円に及びます。
昨年中は宮崎でも太陽熱温水器の清掃に関する不備書面の交付、瓦屋根の修繕工事に関する詐欺事件で犯人を逮捕しています。
これは数回にわたり現金を入金させており、180万円を騙し取られています。
最後に悪徳商法にあわないためのキーワードです。
- 「う」
うまい話に気をつけよう - 「そ」
相談しましょう - 「つ」
つられて返事をしない - 「き」
きっぱり断わる
時代の変化とともに新しい手口が広がることも予想されています。
不安な時は遠慮なく相談窓口をご利用ください。