番組表
Reらいふ
2019年03月19日
新生活準備 春から「早起き上手」に(2019年3月18日放送)
新生活準備がテーマの今週、まずは早起きのコツを徹底調査です。
宮崎市の中村クリニック。
睡眠に詳しい中村究院長に話を聞きました。
なかなか朝起きられないという人多いです。
ところが生活習慣とか夜の行動、寝る環境を整えることで早起きをすることは十分できるようになります。
「早起き上手」のコツ。
まずは、夜寝る前の行動です。
よくないと知りながらつい見てしまうのが画面からブルーライトを多く放出するスマートフォンやパソコン。
(画面の)ブルーライトというのは日中の日の光と同じ要素があって、私たちを起こしてしまう。
できれば就寝の1時間前には使用をやめてゆっくり過ごしましょう。
就寝前の過ごし方として「日記」をつける人も。
1日を振り返って嫌なことがあった時には・・・
悔しい思いをしたり、悲しくなったりと、どちらかというと交感神経が優位に働くような状況になります。
個人差はありますが日記をつける場合、寝る直前を避ければより深い睡眠に入ることができそうです。
また早起きのためには深い眠りが大切。
就寝前の4時間はコーヒーなどカフェインを多く含む食べ物、飲み物は避けましょう。
そして室内、就寝時はカーテンを閉じて外からの光を遮断し朝はしっかりカーテンを開けて光を浴びましょう。
朝起きて(光を浴びて)から15時間から16時間後に脳の中でメラトニンという成分が増えることがわかっています。
このメラトニンは私たちを眠りに誘てくれる睡眠物質。
朝起きたらしっかり窓開けて日の光を入れるということがその日の夜しっかり眠れることにつながります。
そしてアラームを止めても再び鳴るというスヌーズ機能。
これは設定する本人が機能を潜在的にわかっているのでかえって起きづらくなります。
できるだけ控えましょう。
早起きがなかなかできないという人は、朝食とられていない方が多い。
朝食をとるためには、早く起きなきゃいけないということが条件付けされますから、早起きのためにとてもいい習慣です。
無理なく自分に合う方法を見つけることが大切です。
新生活は「早起き上手」に!
■お問合せ
中村クリニック
宮崎市広島1-17-21
ポレスターアーバンシティ広島1階
TEL:0985-32-7830
(心療内科・内科・精神科・禁煙治療 など)
休診:水・日・祝日、土曜午後休診
【後受け】
- 朝起きる時間や食事の時間を一定にしましょう。
- 早起きにつながるしっかりとした睡眠のためには日中の適度な運動が大切。
その一方で夜遅くの運動は避けましょう。
さらに、夜中目覚めてしまっても時計を見ないようにしましょう。