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Reらいふ
2019年03月27日
新生活準備 体にやさしいお酒の飲み方(2019年3月26日放送)
新成人の皆さん、そしてこの春、新社会人になる皆さん、今日は大人の仲間入りをする皆さんに是非知っておいていただきたい「お酒の飲み方5箇条」をお届けします。
酒は百薬の長と言われますが飲み方をまちがえれば周囲に迷惑をかける上に健康を害することになりかねません。
バイオサイエンスを専門とし大学オリジナル焼酎の開発も手掛けた水光先生に聞きます。
「お酒の飲み方5箇条」
■一つ目
アルコールを私達が飲んだ場合にそれを解毒、要するに捨てるという能力は体質で決まっています。
だからそれぞれの人の体質に合った飲み方をすべきですね。
体内でアルコールを分解する酵素の働きには個人差があり遺伝によって左右されます。
自分の適量を知りそれを超えない飲み方をすることが大切です。
■2つ目
食べながら飲むことです。
胃で20パーセントアルコールは吸収され、小腸で80パーセント吸収されるんですね。
空腹の時は胃は空っぽですからすぐにアルコールが吸収されまして酩酊状態に早くなってしまいますよね。
■3つ目
強いお酒は薄めて飲みましょう。
アルコールというのは刺激物ですから、粘膜、胃の中での影響、やっぱり濃いものは刺激性ですから、できれば薄めて飲むようにしましょう。
■4つ目
楽しく飲むこと。
会話を楽しんで愉快になることがアルコールの代謝を活性化します。
だから残らない、二日酔いしないことが必要です。
楽しく食べて飲む、そして楽しい会話をする、これがやっぱり悪酔いしないそして体にいい飲み方になると思います。
■5つ目
休肝日を設ける、これは健康のために絶対必要です。
毎日アルコールを飲んでいると肝臓は働きっぱなしです。
週に一回できれば2日、それくらいの休肝日を設けて、そしていざお酒を飲む時にまた改めて働いてもらうという肝臓にやさしい気持ちを充分にもってあげないといけません。
お酒というのは友達とのコミュニケーション、それから一日仕事をして、気分転換の道具にも使えるし、明るく楽しく飲む、度を過ぎない、これをお願いしてメッセージとしたいと思います。
体にやさしいお酒の飲み方5箇条、しっかり心にとめて春からの新生活を迎えましょう。