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Reらいふ
2019年03月29日
新生活準備 朝ごはんの心得(2019年3月28日放送)
新生活準備、きょうは大切な身体づくりの基本、「朝ごはん」に注目します。
食の営みを支え「よりよく生きる」を応援する、県栄養士会で話を聞きました。
ダイエットのために朝食を抜いたり、1日一食だけしっかり食べるという人もいるようですが、やっぱり朝食は大切なんです。
空腹が続くと頭が働きません。
エネルギー不足になるとイライラするなど、ホルモンのバランスも崩れてきます。
1日3回に分けて、バランスよく栄養をとる習慣をつけることが、新生活を始める上でも基本となります。
■どんな朝食を心がければいいですか。
主食・主菜・副菜を組み合わせることです。
主食はご飯やパン麺類などの穀類で、エネルギーの供給源となります。
主菜は、タンパク質や脂質を補給する肉や魚、豆類。
さらに副菜で野菜を補います。
例えば手軽なおかず。
1度に家族分が作れるようにアルミホイルを準備し、冷凍ホウレンソウやコーン・ベーコンなど冷蔵庫にあるものを入れて、最後に卵を割り入れます。
フライパンに少量のお湯を沸かし、ホイルのまま並べ蓋をします。
卵白が固まったら火を止めて、2分ほど蒸して出来上がり。
納豆や豆腐の味噌汁もあれば、しっかり栄養素も満たされます。
しかし!慌しい朝に「そんなの無理」という人には、「おにぎらず」がおすすめ。
前日のおかずをご飯にはさんで「のり」で包むだけ。
時間がない時は、夜のうちに準備しておいてもいいですね。
こちらは、ツナと梅干・カイワレ大根。
主菜と副菜を意識して具を選んでください。
また、赤しそふりかけに干しえびとしらす、枝豆を加えたものや大豆の水煮に鰹節としょうゆを混ぜ、スライスチーズをはさんでもおいしいですよ。
のりも食物繊維やビタミン類、鉄分やカルシウムなどを含み、栄養素のバランスを整えるのに役立ちます。
おにぎらずを簡単に作ることができるグッズも販売されていますので、ご飯と具材だけ準備しておけば、お子さんたちが自分で朝ご飯を作ることもできますね。
主食・主菜・副菜を意識することを身につけるいい機会だと思います。
大切な身体づくりをするための習慣は、朝ごはんから。
新生活が始まるこの時期に、しっかり見直してみてはいかがでしょうか。