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2019年03月06日

古民家めぐり もちなが邸(2019年3月5日放送)

県内の魅力的な古民家をめぐる今週のReらいふ。
今日は都城市にある「もちなが邸」を紹介します。

もちなが邸

築134年、国の登録有形文化財に指定されている「もちなが邸」は町家カフェとして人々に愛されています。
花鳥風月の欄間や桜貝の色素からとった弁柄の壁が美しいもちなが邸に新たな息吹を吹き込んだのはこの街を愛する一人の女性でした。

蒲生さん

この地域には歴史ある建物があります。
それを残して、そして皆さんがここに立ち寄っていただくような場所になるように、そんな思いから(カフェ)もちなが邸を
オープンさせました。

町屋お昼ご膳

美しい日本庭園を眺めながら味わえるのは、季節の食材を中心とした料理です。
メインは春野菜のロールキャベツになっております。
もちなが邸」で採れたふきのとうのてんぷら。
そして私の家庭菜園で作った野菜たちが、ピクルスとかたたきごぼうとか、色々体にやさしいものが入っています。

「もちなが邸」は地域活性化を目指す活動の拠点でもあります。

NPO法人 手仕事舎そうあい

もちなが邸で食事をしていただくだけではなく、皆さんがここに集っていかれるような、開かれた公民館としての活動をここでやっています。
蒲生さんは「NPO法人 手仕事舎そうあい」を8年前に設立。
放課後教室として子供たちに開放したり、食や暮らしについて講座を開いたり、その活動は多岐にわたります。

蔵カフェ

また去年4月には、漆喰塗りの蔵を「蔵カフェ」としてオープン。
ここでは都城産のそば粉を100パーセント使用したガレットを提供しています。
クレープに似た生地に、卵やチーズ、自家製のソーセージなどをトッピング。
都城産のそば粉とフランス伝統料理の魅力を同時に楽しめます。

お問合せ

歴史あるこの建物「もちなが邸」を次の世代に繋いでいくためには、どうしても若い人たち、特に子供たちに、心にとめて、いい繋ぎ方、次に繋いでいきたいなと思っています。
趣ある建物で新たな物語を紡ぎ続ける「もちなが邸」。
その魅力を味わいにでかけてみませんか?

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