番組表
Reらいふ
2019年04月17日
平成の想い出 流行のヘアメーク(2019年4月16日放送)
今週のReらいふは「平成の思い出」。
きょうは流行のメークで平成を振り返ります。
訪ねたのは、宮崎市にある「森田美容室」。
地元の人に親しまれている専門店です。
美容師の森田麻友美さん。
ブライダルや流行のヘアメークなどを手がけるアーティストとして活動する傍ら、学生や現役美容師への技術指導も行っています。
女性の装いは時代の変化を映す鏡です。
色んな変化があった平成、ヘアメークも数々の流行が生まれました。
まずは、バブル景気に沸いた「平成初期」を振り返ります。
この頃は女性のキャリア志向が高まり、強さや女性らしさをアピールする派手なヘアメークが大流行しました。
特徴の1つが、太くて長い眉毛。
目元は鮮やかなブルーのアイシャドウで、口元は真っ赤な口紅で強さを強調しています。
こうしたメークにロングヘア、薄く下ろした前髪「すだれ前髪」を合わせるのが当時の流行でした。
「元気さを感じる平成初期」次は「平成中期」を見てみます。
バブル期とは逆に、眉は一気に細くなりました。
眉山を高くとって弓なりにカーブさせています。
長引く不況に入り始めた平成中期は、細い眉毛に合わせたパールのアイシャドウやベージュ系リップなどクールなメイクが人気で、茶髪が流行し始めたのもこの頃からです。
そして好景気への期待が高まった「平成の終わり」には、再びかつてのトレンドが戻ってきました。
バブル期に人気だった太眉や赤系のリップが、形を少し変えて、トレンドになっています。
バブル期に人気だった「すだれ前髪」も、現代では「シースルーバング」と呼ばれ、再び人気を集めています。
今は、流行を取り入れつつも自分をどう見せたいかという意思を持つ女性が多いです。
新元号「令和」には、一人一人それぞれの花を咲かせられる時代をという願いが込められていますが、一人一人が自分のスタイルを楽しめる時代になってほしいと思います。
時代や世相を反映するヘアメーク。
新たな時代、女性の意識やトレンドがどのように変化するのか楽しみですね。
■お問合せ
森田美容室
宮崎市天満2-6-15
TEL:080-2742-1102
月曜定休