平成の思い出、きょうは宮崎の洋菓子界をけん引してきた、こちらのお店からスイーツの話題です。
「リューヌ・ドゥ・プランタン」創業は平成の幕開け直前の昭和63年で、今年で31年目となる老舗の洋菓子専門店です。

創業当時、宮崎で洋菓子の専門店は難しいだろうと言われた時代でした。
店の周辺も大学の移転などで少しさびしい時代でしたが、何とか洋菓子を広めようと頑張りました。
今では、50種類以上のケーキや焼き菓子などが並んでいますが、創業当時は、ヨーロッパの伝統的なケーキが中心でした。
日本人の好みにあわせて研究を重ねてきました。

平成は数々のスイーツが登場。
中でも大流行となったのが「ティラミス」です。
大ブームになって、マスカルポーネチーズを使うけれど、材料そのものが手に入りませんでした。
こちらは砂糖をバーナーで焦がし、ぱりぱりの表面に仕上げる「クレーム・ブリュレ」。
映画でも話題になりましたね。
パリパリでクレームはとろーん
少しチーズも入れているので、コクがあります。

流行にはオリジナル性を取り入れることにこだわり、平成8年には、チーズパイで特許も取得するなど、精力的にスイーツ作りに励んできた松本さん。
平成の1番の変化は、「健康志向の高まり」だと言います。
健康志向でカロリーが低くて糖質が低いものが好まれる気がします。
南九大の長友先生のご指導のもと、低糖質ケーキを開発しました。
イラストは、松本さんが応援しているプロゴルファー、「大山志保選手」です。

平成の31年間、お菓子作りに情熱を注いできた松本さん。

これからの目標は・・・
今開発しているのが、ヘベスのお菓子とか、新しい宮崎の素材を生かして、まだまだチャレンジしていきたいと思っています。

心に元気と癒やしを与えてくれるスイーツ。
新しい時代には、どんなスイーツが誕生するか、期待が高まります！