今週のテーマは、暮らしに役立つマナー。
きょうはレストランや結婚式場などで役立つ、テーブルマナー講座の話題です。

テーブルマナーの講座は、宮崎市のガーデンテラス宮崎のレストラン、フォレストで開かれています。
講師は、西洋料理テーブルマナー認定講師の資格を持つ柿原 剛さんです。

テーブルマナーと聞くと、難しく考えがちですが、同じテーブルの仲間や周りの方に迷惑をかけないというのがテーブルマナーの基本ですし、所作もスマートになります。

まずは定番のナイフ・フォークの正しい使い方から。
【金丸】外側からですね！
【柿原さん】正解です。
提供するお料理にそって、必要なナイフ、フォーク、スプーンを並べていますので、外側から順々に使用してください。
その中でも、少しデザインの違うものがお魚用ですね。

続いては、スープ。
入れ物は、カップタイプのものとボウルタイプのものがあります。
取っ手がついたカップタイプのものは、コーヒーのように飲んでも大丈夫です。
ボウルタイプのものはスプーンを使ってください。

食事が終わった時のサインは国によって違いがあるそうなんです。
イギリス式は縦、フランス式は横、日本式は斜めです。
ナイフの刃は内側、フォークは上を向けるのがポイントです。
日本のテーブルマナーは明治時代にイギリスから入ってきたものが主流なので、ナイフやフォークの使い方もイギリス式と似たところがあります。

また、西洋式のテーブルマナーで間違えやすいのがナプキンの使い方。
膝の上に乗せるときは、半分の大きさにたたんで、輪になる部分を膝側にすると、汚れた手や口元などをナプキンの内側を使って拭けるので、服も汚さずスマートです。
食べ終わりのサインは、西洋式には綺麗にたたむと、美味しくなかったのサインになってしまいます。
軽くたたんでテーブルの上に置くのがスマートだと思います

自己主張することなく、周りの皆さんに合わせてお食事や会話を楽しむということがとても大事なことかなと思いますので、肩の力を抜いて楽しんでください。

テーブルマナー講座は、ランチ、またはディナーに合わせて10人から受け付けています。
スマートな食事のマナーをお友達や家族と一緒に学んでみませんか？

■お問合せ
ガーデンテラス宮崎 ホテル&リゾート レストランFOREST
TEL：0985-73-8888