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2019年06月12日
暮らしに役立つマナー 浴衣の着付け&所作(2019年6月11日放送)
これからの季節、浴衣で夕涼みなんて素敵ですよね。
そこで今日は、覚えておきたい浴衣のマナーについてお届けします。
教えていただくのは全日本現代作法協会師範で着物教室を主宰する久徳理子さんです。
普段から着物を着る人は少なくなっていますが、浴衣だったら気楽にお出かけできるのではないですか?
ちょっとした着付けのコツや所作のマナーなどを身につけて、仕草美人になって、夏のお出かけを楽しんでみてください。
■それではまず美しい着付けのポイントです。
- 襟合わせは喉のくぼみを目安にします。
あまり開き過ぎるとだらしなく見えます。 - 衣紋は抜き過ぎないように、指3本入るくらい抜きます。
- 裾は短くなり過ぎないように、くるぶし丈に着上げます。
■着付けができたら歩く練習をしましょう。
畳のへりを踏まないように一畳を4歩の割合でまっすぐ前を見て歩いてください。
※へりを踏まずまっすぐ、きれいに歩きましょう。
外を歩く時も自然に、優雅に、歩きたいもの。
ポイントは荷物の持ち方です。
- 左手でバッグを袖口にかかるように持ち、右手で褄を押さえながら歩くと美しくきれいに歩けます。
- ふろしき包みは左手に水平にのせ右手を添えます。
- 身体のラインの内側に持つと美しいシルエットになります。
- 裾が開かないようやや狭い歩幅で歩くよう心がけましょう。
■次に玄関の上がり方です。
後ろ向きになって草履を脱ぐ人をよく見かけますが、訪問する側の主人が出迎えている場合はかえって失礼になります。
※まっすぐに上がって体の向きを変え、草履を直し、下座の方に置いておきましょう。
作法やマナーの基本は相手を思いやる心です。相手に不快感を与えないような立ち居振る舞いを身につけて浴衣を楽しんでいただけたらと思います。
マナーの基本を身につけてよりエレガントに。
涼し気な浴衣姿で夏のお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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