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Reらいふ
2019年06月14日
暮らしに役立つマナー 訪問時の美しい所作(2019年6月13日放送)
暮らしに役立つマナー、きょうは、よそのお宅に訪問した時のマナーについてです。
まず扉の外で帽子や手袋を外しておきます。
もちろん冬場のコートやマフラーも入る前に外します。
接遇マナーインストラクターの赤野さんです。
よろしくお願いします。
まずは、手土産を渡すタイミング。
泥付きの野菜などは、「お台所にお回しください」と言って、上がる前にお渡しします。
アイスクリームなど急いで渡したい物も玄関先で渡していいと思います。
次に、靴を脱いでそのままの方向で上がり、しゃがんで 玄関下手に靴をそろえます。
そして、靴をそろえた後にスリッパをはきます。
よそのお宅を訪問する時は靴下をはくのが基本ですが、サンダルなどで裸足の場合は、必ず靴下を持参するのがマナーです。
親しい間柄でも、気を付けましょう。
玄関以外で渡すお土産は、部屋に入ったらできるだけ早いタイミングで渡します。
風呂敷や紙袋から出して、心のこもった一言を添えましょう。
「つまらないものですが」などとは言わない方がよさそうです。
「おいしいと評判です。よかったらどうぞ」など、心を込めて選んだことをお伝えするのがいちばんですね。
そして一番気をつけたいのが、テーブルの上にバッグを置かないこと。
基本的にバッグは足元に置くようにしましょう。
お茶は、利き手でふたを開けしずくが落ちないように裏返して横に置きます。
そして美しい飲み方は・・脇をしめて飲んでください。
湯のみを持った親指と人差し指の間に口をつけるようにして飲むと、美しい所作になります。
コーヒーカップは、取っ手の穴に指を入れるのではなく、上をつまむようにして飲むといいですね。
そして帰る時は、まず靴を履きやすい場所に移して履いた時によろけないよう少し間を開けて置きます。
靴ベラがあっても、「どうぞ」と言われるまでは、勝手に使わないようにしてください。
社会人になったばかりの方は、訪問先でいろいろ迷うことがあるかもしれませんが、基本をしっかり押さえていつも意識しておくことで、どんどん身についていきます。
普段から自分の所作を常に意識してみてください。
知っているようで知らなかった基本的なマナーを改めてチェックしておきたいですね。
■お問合せ
オフィスあかの(宮崎市)
TEL:0985-65-3380