番組表
Reらいふ
2019年06月21日
お寺で梅雨の学び 心を磨く癒やしの時間(2019年6月20日放送)
樹齢400年を超えるソテツの木です。
ここに佇んでいるだけでも心が落ち着きます・・
日向市の「幸福寺」にやってきました。
今週のテーマは「梅雨の学び」。
きょうは、心を磨く癒しの時間を体験します。
幸福寺は、創建400年を超える曹洞宗のお寺です。
副住職に迎えていただきました。
お寺には大きく分けて「供養」「祈り」「学び」といった3つの役割があります。
お寺での「学び」とは、仏教を体験して頂く学びで、どなたでも参加することができます。
その一つが、坐禅。
心静かに精神統一します。
坐禅は、まず「調身」身体を整えます。
次に「調息」呼吸を整えます。
身体と呼吸が整ったら、最後に「調心」心が整ってきます。
部活動の一環としてグループで来られたり、個人で何度もお見えになる方もいらっしゃいます。
坐禅のあとは、副住職との何気ない話に心の曇りが消え去るような、すっきりとした気持ちになります。
さらに希望者は写経もでき、様々な「学び」を体験できます。
また、30年前から続いているのがお寺の「ちぎり絵教室」。
紙をちぎって作品を作るという作業も、無心になれる癒しの時間です。
みんな一緒に来て、それぞれ自分の作品作りに無心で取り組み、学んでいます。
心やすらぐ幸せな時間でもあるようです。
他にもフラワーアレンジメントの教室があります。
訪れる人は、お寺の静寂な環境の中で技術を学びながら、癒しのひと時を過ごしているそうです。
お寺に足を踏み入れますと、普段あまり目にすることのない仏像や仏画を見たり、鐘や木魚の音を聞いたり、お香の香りがしたりと、視覚・聴覚・嗅覚といった全身で感じるものがあります。
そういった場所に身を置くことで、忙しい日常を離れ、静かに自分を見つめ直す貴重な時間にもなります。
坐禅や小学生のお寺お勤め体験など、夏休みの体験も受け入れています。
梅雨のこの時期にひとりで参加してみるのも、リフレッシュできていいですね。
「お寺で、心を磨く癒しの時間」、いかがでしょうか。
■お問合せ
幸福寺(日向市)
TEL:0982-57-1954