番組表
Reらいふ
2019年07月24日
暑さ対策 高齢者の熱中症対策(2019年7月23日放送)
今週のReらいふは暑さ対策をテーマにお届けしています。
今日は、高齢者の熱中症予防についてです。
重症化すると命の危険にもつながる熱中症。
熱中症による死亡者のおよそ8割が65歳以上の高齢者です。
高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく体温調節機能も低下しているため熱中症にかかりやすく、また重症化しやすいといえます。
宮崎市で訪問看護を行う岩田勝利さんです。
高齢者は暑さを感じにくいということがありますので、真夏でも長袖のジャンバーを着ていたり、炎天下散歩に出かけたりということがあります。
血圧が下がる、脈拍が速くなる、体温が上昇する、などの症状が見られた場合、すでに熱中症にかかっている場合がありますので、早めに医療機関を受診してもらえればいいと思います。
岩田さんが9年前から横川孝一さんを行っている横川孝一さん。
脳梗塞の後遺症と闘いながらも84歳になる いまも元気に暮らしています。
- 【中田】:熱中症にならないように普段気をつけていらっしゃることはありますか?
- 【横川さん】:なるべく暑いところにおらん。日中は部屋の中におってですよ、涼しいとこに行くとがもう一番じゃと思ってですがね。
横川さんは、岩田さんとの週2回のリハビリを中心に体を動かし基礎体力が低下しないよう努力しています。
またクーラーや扇風機を上手に活用して室温を調整し水分はこまめにとるよう心がけています。
自分の体は自分で守らにゃいかんと思ってですね。
そして一番の予防法は・・・奥さんお手製の梅干を一日一個食べることです。
(妻が)自分以上に気を付けてくれる。
【岩田さん】:塩分対策もちゃんととれていますし、普段からいろいろ気を付けていらっしゃいますし、横川さんとこは言うことなし!百点満点ですね!
高齢の方はご自身ではご自分の体調変化に気づきにくいということがあります。そのため、周りの方が熱中症の原因や初期症状を知っていることが大切になってくると思います。
お互いに気を配り声を掛け合いながら熱中症を予防していきたいものです。
■お問い合わせ
訪問看護ステーション「らふたーらいふ」
宮崎市神宮東2丁目3-55 河崎ビル203
TEL:0985-35-7410