今週のテーマは「知ってて安心」。
きょうは、いざというときに身を守る護身術をお伝えします。
教えてくれるのは、宮崎市のブラジリアン柔術の道場で、インストラクターをしている荒木昌人さんです。

ブラジリアン柔術は日本の柔道がブラジルに渡って独自に進化したスポーツです。
柔術では相手の体と自分の体をコントロールするという考え方があるので、それを体験してもらえればと思います。

まずは基本の転び方から。

護身といってもいろんな人から何かされたというだけでなく、つまずいてもケガしない、つまずかないことも身近な護身になると思います。
まず前に転んだときは、顔を守ります。
このように手で三角形を作って、おなかをひっこめて、しっかり三角形をみて、肘まで使って顔を守ります。
もし後ろにこけてしまいそうなときは・・・絶対に守ってほしいのは、後頭部。
必ずおへそをみて、手の角度は45度くらいに流れるように・・・

もし、相手がいて、腕をつかまれてしまったときには。

• 引っ張られたら足を開いて、その場に重心をとる。
• 手は丸めるよりも広げる方がいいです。
• このすきまに向かって親指を移動させてひじを曲げる。

まずそれをしたから大丈夫というわけではなくて、まずは動ける体、今の自分がどれくらい体を動かせるか分かっていただいて、それから体の使い方を学んで動ける体を作ることが一番の護身になります。

こちらでは、ブラジリアン柔術の考え方から体の動かし方を学ぶ講座を毎月第3日曜日に開催しています。
女性や子供連れの参加者にも人気の講座です。

いざというときに自分の身を守れるように、体の動かし方を学んでみませんか。