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Reらいふ
2019年09月25日
宮崎パンめぐり 県産小麦のパン屋さん(2019年9月24日放送)
宮崎パンめぐり!
地元の食材にこだわったパン屋さんをご紹介します。
訪ねたのは、宮崎市新名爪にある創業36年の「欧風パン リビエール」。
地元の人に親しまれているパン屋さんです。
創業当時からの定番商品をはじめ、切り干し大根が入った一風変わったパンなど、およそ30種類が並びます。
2代目店主の押川裕一郎さんです。
店を継ぐため4年前に福岡県からUターン。
地元の素材を活かしたパン作りに取り組んでいます。
宮崎に帰ってきて、地元のおいしい食材を改めて知り、宮崎にこんなにおいしい物があることをパンを通して知ってほしいと思い「じもっとパン」を始めました。
延岡市北浦産の塩を使った「月の塩パン」や、国富町のお茶を入れたクリームパンなど、地元の食材を使った「じもっとパン」シリーズは人気の商品です。
これまでに県内19市町村の特産品や素材を使ったパンを考案しました。
その数なんと50種類以上。
中でも人気を集めているのが・・・
新富町で生産された小麦「ミナミノカオリ」を使ったパン。
じもっとパンをやってるのに、パンの基本である小麦には手をつけていませんでした。
新富町は小麦生産が盛んなので、生産者を訪ね、試食にも参加してもらって食感なども工夫しました。
県産小麦のほとんどが麺として使われていて、小麦本来の味を直に感じてほしいと生産者に言われ試行錯誤して出来ました。
県産小麦のシリーズは、合わせて8種類。
こちらは煮込んだ大豆とひき肉を県産小麦などの生地で包んだ新商品です。
大豆は、都城で古くから栽培され宮崎大学の研究によって復活した「みやだいず」を使っています。
宮崎県の食材を、県産の小麦を使って各市町村全てで作っていきたい。
うちに来ると宮崎が一周できるようなお店にしたいと思っています。
地元の食材にこだわったパン屋さん。
一度訪れてみてはいかがですか。