番組表
Reらいふ
2020年01月22日
昔のあそび お手玉(2020年01月21日放送)
古くから日本に伝わる懐かしい遊びを特集している今週のReらいふ。
今日は「お手玉」です。
お手玉が日本に伝わったのは奈良時代。
当時は小石や水晶を使っており現在のような形になったのは江戸時代と言われています。
宮崎市で地域活性化のためボランティア活動を行う田中美智子さんはお手玉の名手。
子供会や老人会などの集まりでお手玉を使った遊びを紹介しています。
小さい頃は、私たちの周りには数珠玉というのがたくさんありましたので、それを取ってきて母とか祖母とか一緒にお手玉を作ったりしてそして習ってね、一緒に作って遊びました。
一つ遊び
【美智子さん】:初めにですね、手の平にのせていただいて、それを今度は甲、手の平、また甲、これを続けてこれで慣れていきますね。
【中田】:簡単、簡単。
【美智子さん】:次はですね、手の平から、甲にのせて、つかむ・・・
【中田】:甲にのせて、つかむ・・・
【美智子さん】:のせて、つかむ。
【中田】:のせて、つかむ、できた。
二つ遊び
次に二つを使って遊びます。
ここまではなんとか・・・。
いよいよ三つに挑戦です。
三つ遊び
【美智子さん】:角度をつけて回すようにやりますね、そうすると続くと思います。
【中田】:一個投げて二個投げて・・・
何をどうしていいか全然わからないです!
三つになると急に難しくなります。
【美智子さん】:この辺になった時に、一個が、二個目をすぐ上げる、そうすると次が落ちてくるから、三個目を投げるとかそんな感じですよ。
【中田】:一個目を上げてすぐ二個目を上げる・・・できません!
というわけでちょっと休憩。
お手玉を手作りしてみましょう。
材料はやわらかい布と数珠玉の実や小豆、米など中に入れるもの。
鈴を2、3個入れると音も楽しむことができます。
子供の手に合わせて小さく作ったりお揃いの布で袋を作ったり楽しみは広がります。
母から子へそして孫へと伝えられてきたお手玉遊び。
素朴な楽しさと温かさをもう一度見直してみませんか?