色あざやかなパスタ。
今週のReらいふ、テーマは「カラフル」。
きょうご紹介するのは、世界でも認められた体に優しいパスタです。

宮崎市の「ON THE KITCHEN」。
オープンから5年、野菜たっぷりの料理が女性客の心をつかんでいる人気店です。

この店で今月から販売が始まった「米粉のお野菜パスタ」。
開発したのは、常定エミ子さん、鉄平さん親子です。

お店をやっていく中で、野菜が嫌いな人やアレルギーで、なんでも食べられない方がおられるので、そういう方に食べてもらいたいと思い開発しました。
ねじれた形が特徴の「フジッリ」と呼ばれるショートパスタ。
小麦粉のパスタは多く流通していますが、この店で扱っているのは、つなぎをつかわずに米粉と水でできています。
つなぎをつかっていないので、形はきれいにできてもゆでると溶けてしまったりと、試行錯誤して2～3年かけて作りました。

Q：カラフルな秘密はなんですか？

A：野菜の粉を使っています。
プラム色はビーツ、緑はケールで、どちらもスーパーフードと呼ばれる栄養価が高いものを選びました。
野菜嫌いの方や子どもにも食べられるようににもくせがないよう仕上がっています
他にも、大人向けに味付けしたピリ辛味。
淡路島産の玉ねぎと国産唐辛子を練り込んでいます。
また、こちらは現代人に嬉しいミネラルたっぷりの雑穀が入っています。

茹でてソースに絡めて食べたり、シンプルに塩とオリーブオイルに絡めて食べてもおいしいです。
また小麦アレルギーのお子さんには、黒蜜と黄な粉をかけて、お菓子風に食べてもらうのもいいかなと思います。

実は、米粉のお野菜パスタ。
去年、「にっぽんの宝物ジャパングランプリ」野菜果物加工部門でグランプリを受賞し、世界大会でもベストヘルシーアワード賞を受賞した逸品なんです。
皆さんの協力をもらってようやくできあがったので、グルテンフリーや野菜嫌いの方など、手軽に楽しんでいただければと思います。

カラフルな色は栄養があることの証し。
優しい愛情も詰まった「米粉のお野菜パスタ」ためしてみませんか。