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Reらいふ
2020年03月11日
自然災害への備え 備蓄品を見直そう!(2020年03月10日放送)
自然災害への備え。
今日は、備蓄品を見直します。
教えてくれるのは、防災コンサルタントの黒木淳子さんです。
防災啓発活動を推進する団体「Mamoruwa」の代表で、地域での講座や、遊びを通して生きる知恵を学ぶ「防災キャンプ」なども開催しています。
避難所生活は過酷です。
備蓄品とか物を備えていないことで体調を崩してしまうこともあります。
助かった命なのでその命をつなぐためにも備蓄品を用意しておくことは大事です。
黒木さんの防災バッグを見せてもらいました。
私のはこのように肩にかけて両手が開くようになっています。
お子さんを抱っこしたり、物が散乱しているときはそれらを移動させることもできるので、両手が使えることが大事です。
中身は、お菓子や飲料水、常備薬やモバイルバッテリーなど。
一晩野原とか近くの公園で過ごすことを想定して準備してみてください。
冬場ならカイロや保温シート、夏場は塩飴など季節用品も加えます。
香り付きのハンドクリームも入れてます。
こういった心癒されるものを入れておくのも大事です。
避難所生活が長くなると心も疲れてきます。
そのため、このような香りがする物とかコーヒー、チョコレートも心を癒してくれるかと思います。
普段の持ち物にちょっと足すだけでも対応の幅が広がります。
長期的な避難の為の備えです。
水は大人1人あたり1日3リットルが目安で、食品は普段から食べ慣れているものを中心に揃えます。
使い切る前に少し多めに買い足して、常に1週間分は蓄えておきます。
カセットコンロとガスボンベもあると重宝します。
次に大切なのがトイレ。
地震の際、トイレに水を流すのは危険、汚物が逆流することも。
そういう時に携帯用トイレを準備したり、新聞紙でもトイレを作ることができます。
バケツなどの容器にポリ袋をかぶせ、軽く丸めた新聞紙を入れるだけ。
コップなども作れるので、新聞紙やポリ袋は常時用意しておきます。
最後は衛生用品です。
例えば歯ブラシ。歯を磨けないと口の中がとても汚れます
水が使えないことが想定されるので下着。
トラベル用の紙の下着とかも売っているので準備を。
あとはシャンプー。
今は水を使わないシャンプーも売ってますので、そういった物も準備して下さい。
今は自然災害だけではなく色んなことが起きる時代。
身近な、普段から準備をしておくことが大事です。
災害はいつ起こるかわからないからこそ、日常の延長として捉えることが大切です。
■お問い合わせ
「Mamoruwa」黒木さん
HP:http://mamoruwa.biz