今週は健康管理。
今日は、栄養バランスを考えたコンビニメニューの選び方についてご紹介します。
協会けんぽの管理栄養士・永田さんにお話を伺いました。

毎日忙しくて、昼食はコンビニで買う方も多いと思います。
気軽に美味しく食べられる一方で、炭水化物中心の食事になりがちです。
そこで、コンビニメニューを選ぶ時の極意！！
たんぱく質とビタミンを意識して摂りましょう！

例えば、カップ麺に、腹もちがいいようにと、ごはんを組み合わせるこのスタイル。
これでは、ほぼ炭水化物。
そこで・・・・

例えばおにぎりを、サラダチキンや、ゆで卵、サラダ、あえものなどに代えてみましょう。
どれか一つでもプラスされることで、たんぱく質やビタミンなどの栄養素をとることができます。

例えば、卵には良質なタンパク質のほか、健康維持に必要な栄養素が豊富に含まれているため、カップ麺に一個加えるだけで、昼食の栄養価がぐんと上がります。

管理栄養士、永田さんお勧めの組み合わせは・・・。

肉が入った野菜炒めと、具が入っていないおにぎり、豚汁の組み合わせです。
これなら、炭水化物、たんぱく質、ビタミンなどの栄養素をバランスよくとることができます。
具が入っていないおにぎりでは寂しいという方は、しゃけ、昆布、おかか、もち麦のおにぎりなどに代えてもらっても構いません。
そして、サンドイッチなら、卵、野菜などいろんな具材が入った、ミックスサンドがお勧めだそうです。

次にサラダは、オクラ、山芋などネバネバ系の野菜が入ったものをチョイスしてみてください。
水溶性食物繊維が豊富で、さらに疲労回復効果、コレステロールの上昇を抑える働きがあるため、動脈硬化の予防にもなります。

どうしても野菜が取れない時は、砂糖や食塩不使用の100％野菜ジュースをプラスしましょう。
ただし、これはあくまで、野菜の補助的なものと考えて下さい。

栄養素の働きはそれぞれ異なり、連携してコンディションを整えるので、朝、昼、夕、主食、主菜、副菜の揃った食事でバランスよくとることが大切です。
また、食事で気を付けていただきたいのは塩分です。
摂り過ぎると、むくみが生じたり、高血圧症など生活習慣病につながりますので、日ごろから塩分の摂り過ぎには十分注意しましょう。

意識して選ぶことで、栄養バランスの取れた食事になるコンビニメニュー。
健康管理のために、上手に活用しましょう。

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協会けんぽ宮崎支部
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