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Reらいふ
2020年11月25日
お鍋 かきの土手鍋(2020年11月24日放送)
高鍋町にやってきました。
今週は鍋特集!自然の恵みたっぷり「牡蠣」の鍋を紹介します。
今回訪ねたのは、高鍋町蚊口浜にある「本家たかしま」。
創業47年。牡蠣を始め、新鮮な魚介類が味わえる老舗料理店です。
お店を切り盛りする、2代目の高島順治さん。
自ら海に潜り取ってくる岩牡蛎で、様々な料理を手がけています。
年々量的に減ってきているが今年も例年に増して、すごくいい牡蛎ができています。
高島さんの漁場は店のすぐ目の前。
寒くなるこの時期から春先にかけて、天然の岩牡蛎を取っています。
高鍋の天然岩牡蠣は、黄色っぽい締まった身と大きな貝柱が特徴です。
岩牡蠣は、塩水と真水の両方がないと育ちません。
高鍋は小丸川と宮田川、2つの川に挟まれていて、河口が近いので、山の栄養分が流れてきて、味が濃く旨い牡蠣が育ちます。
漁期は10月から翌年5月。
期間限定で味わえる、まさに旬の食材です。
そんな天然岩牡蛎を使った店の人気メニューが土手鍋!
■かきの土手鍋(1人前) 3200円 ※画像は2人前です。
たっぷりの岩牡蛎と地採れの野菜などがついて一人前3200円。
鍋の縁に塗った土手味噌は、白と赤を合わせ5時間かけて炊いたオリジナル。
牡蠣のエキスがたっぷり入ったスープに溶かしながらいただきます。
箸を進めるたびに、牡蠣の旨味もスープに溶け込み、益々味わい深くなっていきます。
さらに、鍋と合わせて食べたい牡蠣づくしメニューも。
■かき飯定食 2800円
牡蠣の出汁で炊いたご飯に、フライや酢の物、吸い物にも牡蠣が入っています。
焼き牡蠣から出たエキスは、料理のお供、焼酎へ。コクが増します。
どれも美味しく味わえる自然の恵みです。
今から寒さが増すにつれて牡蛎も太ってくるので、ぜひ栄養満点の高鍋の牡蛎を食べにきてください。
売り切れることもあるため、お店に行く際は事前に問い合わせると安心です。
旨味が詰まった高鍋の牡蠣鍋。
じんわり温まる逸品です。