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Reらいふ
2021年02月02日
栄養レスキュー アレンジ楽しむ!味噌汁の魅力(2021年02月01日放送)
今週のテーマは栄養レスキュー。
きょうは、私たちの生活に身近な「味噌汁」に注目します。
教えてくれるのは、スポーツチームの栄養セミナーやレシピ監修などを手掛ける「管理栄養士チーム キャッツアイ」のお二人です。
食事では、最初に温かい汁ものを体に入れることによって、腸を動かし食事をするためのスタンバイができるようになります。
特に味噌汁は、栄養面でも、体の調子を整えるうえでも優れているので、ぜひ毎日取り入れてもらいたいです。
味噌汁は、出汁をとった汁に具材をいれて煮込み、最後に味噌をといて作る日本人になじみのある料理です。
栄養が整うポイントは、4種類の具材を入れることです。
一つ目が、色の濃い緑黄色野菜を入れる。
二つ目が、キャベツなど色の薄い淡色野菜。
三つめが海藻で、四つ目がきのこです。
いつもの味噌汁をより深く楽しむアイデアを教えてもらいます。
まずは、「うどん味噌汁」、子どもも大好きな味噌汁です。
いつもの味噌汁に糖質のうどんをとりいれることで、受験生の夜食にもぴったりですよ。
糖質は、脳の栄養になるので消化のいいうどんはおすすめです。
続いては、洋風野菜で「イタリアン味噌汁」。
特にブロッコリーは、ビタミンCが水に溶けだすので、栄養をまるごといただけます。
使う野菜やお肉など、本当に自由に組み合わせが楽しめるのでチャレンジしてみてください。
最後に、味噌汁が余ったときのアレンジレシピ。
余った味噌汁に、牛乳か豆乳をいれて、塩コショウをすれば洋風スープに早変わりします。
薄いかなとおもったら出汁を足してもいいですし、味噌と牛乳や豆乳との相性もいいですよ。
ちなみに、お二人の味噌汁をおいしくするアイデアは、牧さんは、「味噌は火を止めてから溶く」、荘子さんが「ニンジンなど硬めの野菜を大きく切り、長くゆでて、スープに甘みを出す」だそうです。
味噌は発酵食品ですし、腸の健康にもとてもいいです。
血圧を気にされている方もいるかもしれませんが、具だくさんにすることによって塩分を外に出してくれる働きもあるため、具が少ない味噌汁よりも安心して食べられます。ぜひ取り入れてみてください。
毎日の暮らしに栄養たっぷりな味噌汁を。
コロナに打ち勝つためにも、免疫力を高め元気な体をつくりましょう。