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Reらいふ
2021年02月09日
花粉症対策 花粉・食物アレルギー症候群(2021年02月08日放送)
今週は花粉症対策がテーマ。
これから迎える花粉シーズンを前に今年の飛散予報、さらに花粉症が引き起こす食物アレルギーについてお伝えします。
暖かくなると飛び始めるスギやヒノキの花粉。
今年の傾向について気象予報士の酒井さんに聞きました。
今年は平年並みの飛散量なんですが去年と比べるとおよそ7割り増し。
去年が少なかった分、今年が多いんですね。
花粉症の症状は、せきや鼻水だけでなく肌にも現れます。
目の周りとか皮膚のバリアが弱いところに花粉症皮膚炎、肌荒れを繰り返す方がいらっしゃいます。
また、マスクの刺激で摩擦が起きたり、蒸れて菌が増えたりすることもあります。
菌が増えるので、清潔なマスクを着けたり、サイズの合ったマスクを着けたり、こすれないように何度も保湿をしていただくというのも大切です。
そして花粉症の人は、花粉だけでなく食べ物にも注意が必要です。
花粉に似たタンパク質が入っている果物とかお野菜で、アレルギーを起こす方がおられ、例えばスギですとトマトと似た物質が入っているので、スギ花粉を持っている方がトマト召し上がったら、お口がピリピリしたり違和感が出たという方もおられます。
症状には個人差がありますが、口の中の違和感のほか、じんましんや息苦しさなどもあるそうです。
ハンノキとかシラカバはモモ、豆乳、リンゴ、キウイと交差反応、物質が似ているといわれますし、秋に増えるブタクサは、スイカ、メロン、いろんな食べ物があります。
違和感を感じたら病院を受診することをお勧めしますが、その時には、いつ何を食べてどんな症状が出たのか、メモを取っておきましょう。
この花粉がある時にこの食べ物が合わないですねとお伝えできることもありますので、皆様、まずはお知りになって受診してください。
花粉症は、原因も症状も人それぞれです。
気になる症状が続けば早めに受診しましょう。
■お問い合わせ
くるみ皮膚科
宮崎市大字恒久5980番地
TEL:0985-50-9630