5月に入り新茶の季節。
「おうち時間」今日はひと手間で美味しくなる緑茶の話題をご紹介します。

訪ねたのは、宮崎市にある緑茶専門店「グリーンティフィールズ」。
宮崎県産を中心に南九州の茶葉を扱う「園田茶舗」直営のカフェです。
自社工場で焙煎した緑茶を始め、お茶を使った料理やスイーツも楽しめます。

カフェを運営する園田典子さん。
緑茶インストラクターとしてお茶の淹れ方教室を開くなど、日本茶の魅力を発信しています。
同じ茶葉でも、お湯の温度によって、違ったうま味や香りが楽しめるのが魅力の1つです。

いずれも同じ茶葉を使って淹れたお茶です。
お湯の温度が高いと、渋みや苦味成分の「カテキン」や「カフェイン」が抽出されます。
低温だと旨味や甘味の素となる「テアニン」が抽出されます。
特にテアニンは、新茶に多く含まれています。
他にも、低温で淹れると免疫力アップやリラックスしたいなど、またシャキッとしたい時などは高温で淹れるといいです。
同じ茶葉でも淹れ方によって色んな楽しみ方ができます。

これからの季節にお勧めの、水出し緑茶の作り方です。

大さじ一杯の少し多めの茶葉を入れます。
香りが飛ばないように、すぐに蓋を閉めます。
水を加えて6分待てば完成です。
注ぐ際は急須を回します。※旨味が外に出やすくなる
水出しならではのポイントです。
最後の一滴まで注ぎ切ります。
※お湯だと渋くなりますので、急須を回さないように！

水出しだとカフェインが抑えられ、苦味や渋みも出ないので、昼夜問わず、お子さんも飲みやすいです。

さらに、茶漉しが付いた専用ボトルを使えば、持ち運びもできるので便利です。
無くなっても水を足せば、もう一回楽しめます。
なるべくその日のうちに飲み切るようにして下さい。

おうち時間をより豊かに。
シーンに合わせて緑茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。