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Reらいふ
2021年07月08日
台風への備え 暮らしの中で備える非常食(2021年07月07日放送)
今週のテーマは、台風への備え。
今日は効率よく、確実に備えておきたい、非常食についてお伝えします。
教えて頂くのは、防災コンサルタント「Mamoruwa(マモルワ)」の黒木淳子さんです。
水や非常食は、(一人あたり)最低3日分、できれば1週間分準備しておく必要があります。
今は、火を使わず温めるヒートパックや、水を注ぐだけで、ごはんができる白米など、非常に便利なものがたくさんあります。
これらは、あると確かに便利なのですが、大人数のご家庭では、人数分そろえるとなると、費用が高額になってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ローリングストック法です。
ローリングストック法とは、普段食べているものを多めに買っておき、使った分だけ買い足していく方法です。
日常生活で消費しながら常に一定量の食料を備蓄していきます。
災害時に、いつもと違うものを食べようとすると、喉を通らないこともあります。
食べ慣れている物なら、気持ちも落ち着きます。
そこで、これがあると便利という黒木さんのおすすめは!?
食品の前におすすめしたいのが、カセットコンロと燃料です。
これがあれば、お湯を沸かしたり温めたり、何でもできます。
災害時、温かいものは、やはり気持ちが落ち着くので、是非準備して欲しいです。
次に食品では、ごはんや無洗米、ソーメン、そしてスパゲッティーは、ソースも合わせて準備しましょう。
さらに「鯖缶」。これは本当に便利です。
ごはんはもちろん、ソーメンに乗せて食べても、とても美味しいのでお勧めです。
家にある食べ物で工夫をして、作ってみてください。
その他、水があれば調理できるおかずや、味噌汁の素、マヨネーズ、焼き肉のたれなどの万能ダレも重宝します。
チョコレートやキャンディーなどのお菓子や、コーヒー、紅茶、フルーツの缶詰めなど、少しほっとするものを準備するのも大切です。
非常食は、「そのままで食べられるもの」というイメージでしたが、火を使う事を考えれば、家にあるもので対応できますね。
食べることはとても大切です。
災害時に、余裕をもって食事ができるよう、準備しておいて頂きたい。
災害時のストレスを和らげる役割も担う非常食。
それぞれの嗜好に合うもの、適正な量を準備しておきましょう。
■お問い合わせ
防災コンサルタント Mamoruwa(マモルワ)黒木淳子さん
TEL:0985-71-6237