番組表
Reらいふ
2021年12月22日
迎春準備 イタリア風のお正月料理(2021年12月21日放送)
黒豆を煮て、海老を焼いて、日本のおせち料理は本当に良いものですが、今年はちょっと趣向を変えて、イタリア風のお正月を味わってみませんか?
宮崎市の中心街にある「パッパカルボーネ」。
カジュアルな雰囲気の中、本格的なイタリア料理を味わえる店です。
腕を振るうのは、南イタリアで経験を重ねた三角光作シェフ。
日本では黒豆や海老といった縁起ものを使ったおせち料理とかが作られていると思いますけれども、イタリアも一緒で、レンズ豆を使った料理を大晦日に食べます。
このレンズ豆は、コインに似ていることから、金運をもたらすという意味で、皆さん食べて新年を迎えるというのがイタリアですね。
三角さんは去年から県内でも運行している観光列車「36ぷらす3」の弁当を担当してきました。
その経験を生かして考案した渾身のイタリアンおせち「チェノーネディカポダンノ」です!
椎葉産の平家キャビアがトッピングされた自家製スモークサーモン。
都城の在来種・みや大豆とイカの煮込み。
真鱈のサラダには県産のフィンガーライム「サンシャインキャビア」がのっています。
金運をもたらすレンズ豆ももちろん入っています。
宮崎の素材はですね、イタリア料理にすごく相性が良くて、また、宮崎で作られている力強いハーブがありますので、私のイタリア料理にとても合っていると思います。
おせちには新富町で育てられた様々なハーブが使われ、料理に彩りを添います。
こちらはタチウオのインボルティーニです。
宮崎漁れのタチウオでネギとチーズを巻いて、ハーブを効かせて焼いています。
こちらは、ハーブ牛を使った自家製ローストビーフです。
口に入れた時に、下味に使っているプラムのジャムがふわっと香ります。
去年、今年となかなか旅行に行きづらい年となってしまいましたが、海外気分を味わってもらえるように、スペシャルなイタリアのオードブルでお待ちしております。
2021年も残りわずか。
来年のお正月は、県産食材をふんだんに使ったイタリアンおせちで迎えてみませんか。