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Reらいふ
2022年02月15日
花粉症対策 花粉・食物アレルギー症候群(2022年02月14日放送)
今週は花粉症対策がテーマ。
これから迎える花粉シーズンを前に、今年の飛散予報、さらに花粉症が引き起こす食物アレルギーについてお伝えします。
暖かくなると飛び始めるスギやヒノキの花粉。
今年の傾向について気象予報士の酒井さんによると・・・
- 【話:酒井気象予報士】
今年は平年並みの飛散量なんですが、去年と比べるとおよそ7割り増し。
去年が少なかった分、今年が多いんです。
花粉症の症状は、せきや鼻水だけでなく肌にも現れます。
目の周りとか皮膚のバリアが弱いところに花粉症皮膚炎、肌荒れ繰り返す方がいらっしゃいます。
また、マスクの刺激で摩擦が起きたり、蒸れて菌が増えたりすることもあります。
菌が増えるので清潔なマスクを着けていただいたりとか、サイズの合ったマスクを着けていただいたり、こすれないように何度も保湿をしていただくというのも大切です。
そして花粉症の人は、花粉だけでなく食べ物にも注意が必要です。
花粉に似たタンパク質が入っている果物や野菜でアレルギー起こす方がおられます。
例えばスギは、トマトと似た物質が入っているので、スギ花粉を持っている方がトマト召し上がったら、口がピリピリしたり、違和感が出る方もおられます。
症状には個人差がありますが、口の中の違和感のほか、じんましんや息苦しさなどもあるそうです。
ハンノキとかシラカバは、モモ・豆乳・リンゴ・キウイと交差反応物質が似ているといわれますし、秋に増えるブタクサは、スイカ・メロン等、いろんな食べ物があるといわれています。
違和感を感じたら病院を受診することをお勧めしますが、その時には、いつ何を食べて、どんな症状が出たのかメモを取っておきましょう。
この花粉がある時に、この食べ物が合わないですねとお伝えできることもありますので、皆様、まずはお知りになって受診してください。
花粉症は、原因も症状も人それぞれです。
気になる症状が続けば早めに受診しましょう。
■お問い合わせ
くるみ皮膚科
宮崎市大字恒久5980番地
TEL:0985-50-9630