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キニナル!
2022年06月06日
梅雨入りを前に 防災用品 再確認と見直しを(2022年06月03日放送)
防災用品は、一度準備すれば終わり・・・ではなく、定期的な見直しが必要です。
梅雨入りを前にぜひ確認をしてみてください。
年々進化している防災用品事情も気になります。
宮崎市にある「スリーフィールド」、アウトドアや防災用品のお店です。
家でも外でも、日常で活躍する約3,000点以上のグッズが取り揃えられています。
オーナーは、防災士の資格を持つ児玉玲子さんです。
「アウトドア用品は、非日常である災害時にも大きな力を発揮します。
日常的にアウトドア用品を使うことで、『もしも』に備えることができます。
普段から関心を持って、備えていただけたらと思います。」(児玉さん)
今、注目度が高い防災用品のひとつは、「ポータブル電源」。
スマホなどの充電ができる小さいタイプのものや、ソーラー式のもの。
洗濯機や冷蔵庫にも対応できる大きいものまで様々です。
「一番売れているのは、こちらの1,000ワット対応のものです。
お湯を沸かしたり、こたつやホットカーペット、非常時には冷蔵庫の電源にも使えます。
先日は、赤ちゃんがいるので、停電時でもミルクが作れるようにと購入された方もいらっしゃいました。」(児玉さん)
そしてトイレの備えでおすすめなのは、ダンボールで組み立てる簡易便座付「オイトイレ」。
凝固剤が5個セットになっていますが、一人一日5個と想定すると、4人家族×三日分で60個は必要です。
多めに準備しておくと安心ですね。
非常用食料も、機能や味がどんどん進化しています。
例えば、こちらは「携帯おにぎり」。
シールをはがして印までお湯を注ぐと、15分でおにぎりが出来上がります。
「にぎってないのにおにぎりに!
時間はかかりますが、水でも大丈夫です。」(成井レポーター)
さらに、水で戻すお餅もあります。
こちらは「黒みつきなこ餅」。
1分待てば、あっという間にやわらかくなります。
「キャンプの時に、手軽にデザートとしても楽しめていいですね。」(成井レポーター)
そして、店の前に設置された自動販売機では、おにぎりやみそ汁などの非常食、トイレセットやブランケットなどの防災グッズがいつでも購入できます。
「停電になった場合も手回しのハンドルで発電し、スマホの充電もできます。
『いざという時に役に立てば』という思いと、この自販機の存在によって、防災への関心を高めてもらうきっかけになればと考えています。」(児玉さん)
防災は、一人一人の意識から。
ぜひ、定期的な防災用品の見直しを心がけてください。
■お問い合わせ
スリーフィールド
宮崎市稗原町63-1
050-3579-1973
午前11時~午後7時