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キニナル!
2022年06月28日
本格的な夏 熱中症に注意!(2022年06月27日放送)
県内は先週から30度を超える真夏日が続いています。
暑くなると増えるのが、熱中症です。
日常のマスクの着用についても、熱中症予防の上で気を付けたいポイントをお伝えします。
熱中症とは、高温多湿の環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体の中に熱がこもった状態のことをいいます。
症状は、めまいやたちくらみ、筋肉のこむら返り、頭痛・吐き気、倦怠感など様々です。
重症化すると意識障害などを起こし、場合によっては死亡することもあります。
熱中症は予防がとても大切です。
熱中症予防のポイントは、まず暑さを避けることです。
外出時には、日傘や帽子を着用しましょう。
また、熱中症で緊急搬送される場所で最も多いのが住居内です。
室内では、扇風機やエアコンで温度をこまめに調整しましょう。
次に、水分補給です。
のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分を補給するようにしましょう。
さらに、暑さに備えた体づくりと、日頃からの体調管理も大切です。
また、エアコン使用中は、コロナ感染防止のため、部屋の換気も忘れずに。
コロナ禍においての熱中症予防について、環境省と厚生労働省は「熱中症を防ぐために屋外ではマスクをはずすこと」を呼びかけています。
この夏は、マスクとの付き合い方も要チェックです!
屋外では、マスクを着けていることで熱中症のリスクが高まります。
特に運動をする時はマスクをはずしましょう。
屋外での散歩やランニング、通勤や通学など、人との距離が確保できて、会話をほとんど行わない場合はマスクの着用は必要ありません。
暑さの感じ方は人によって異なります。
特に、体温調節機能が低下しがちな高齢者や、未発達なお子さん、障がいがある方には、周囲の方が気を配り、対処することで、熱中症の予防に心がけましょう。
このほか環境省や気象庁が、熱中症の危険性が極めて高いと予想される日に発表する「熱中症警戒アラート」も参考にしましょう。
暑さを避けて、体調に不安があるときは無理をしない。
予防に努めて、快適な夏を過ごしたいですね。