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キニナル!
2022年07月07日
身近なことから始めよう 家庭でできるフードロス削減(2022年07月06日放送)
本来食べられるものが捨てられるフードロス。
この問題を解決するには、私達の日々の心掛けが大切です。
家庭でフードロスを減らしてみませんか?
日本のフードロスの現状は、2020年度の推計で、年間522万トン、毎日一人当たり、おにぎり一個分の食べ物を捨てている計算になります。(農林水産省 環境省 2020年度推計)
宮崎市でフードスタイリストとして活動している、那須 香さん。
常に、フードロスを減らす工夫をしています。
生産者さんが作られた野菜に少しでも傷があると、商品にならず廃棄されてしまう。
本当にもったいないと思い、お弁当などに積極的に使うようにしています。
そんな那須さんに、家庭でフードロスを減らせる方法を教えて頂きました。
私達が日常できる事は何でしょうか?
料理の廃棄部分を、なるべく少なくすることです。
例えばピーマンは、種やへたの部分も食べられるので、ぜひ家庭でも使ってみて下さい。
ピーマンを使った、那須さんおすすめのレシピが「丸ごとピーマンの焼き浸し」。
■材料(2人分)
- ピーマン:6個
- 酢、醤油:各大さじ2
- おろしショウガ:適量
- ごま油:大さじ1
- かつお節、ゴマ:各適量
- まずピーマンを手で押しながらつぶして、包丁で切れ目を入れます。
- フライパンにごま油を引き、ピーマンをひっくり返しながら焼きます。
※ピーマンは生でも食べられるので、焼目がつけば大丈夫です。 - 皮が柔らかくなったらピーマンが熱いうちに、合わせておいた、おろしショウガ、酢、醤油に浸し、ゴマを振って、1時間程置きます。
- お皿に盛り、カツオ節をかければ、出来上がりです。
凄く簡単!切る作業がないので、時短にもなりますね。
ピーマンの食感が程よく、ショウガ醤油との相性ぴったり。
ゴマと種との区別が全くつかないので、何の違和感もなく、おいしく食べられる。
ニンジンの皮やキャベツの芯も、いろいろな料理に使えます。
- 皮ごとすりおろした人参と、キャベツの芯を使ったピラフ
- くず野菜とカボチャのポタージュ
- キャベツを芯ごと使った蒸し焼き
こうしてみると、くず野菜を捨てる理由がよくわからないような気分になりますね。
野菜の皮や芯の部分は栄養価も高いし、くず野菜を使うことはゴミの削減にもなるので環境に良いと思います。
野菜の値段も高いので、いい事づくしです。
ご家庭でぜひ取り入れてみて下さい。
毎日の積み重ねが、フードロス削減につながります。
身近にできることから始めたいですね。
■お問い合わせ
Food Balance.Lab(フードバランスラボ)
HP:https://www.food-balance-lab.com/
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