暑い夏が続いています。
涼しい室内で読書をして過ごしてはいかがでしょうか。
登録不要で誰もが気軽に借りられる小さな文庫を紹介します。

きょうは借りていた本を返しに来たのですが、どこに返しに来たかと言いますと・・・宮崎県防災庁舎なんです。
県防災庁舎の休憩室、その一角に幅広いジャンルの図書が並ぶ本棚があります。
その名も「県庁文庫」。
防災庁舎の他、県庁1号館と3号館にも設置されています。

県教育委員会の生涯学習課では、どこに行っても本がある、小さい子からおとなの方まで生涯にわたって読書に親しむ「読書県みやざき」の取組を進めております。

県庁文庫は2018年に開設。
1号館と3号館の本棚は宮崎工業高校の生徒たちが製作しました。
並べられている本は全て職員や来庁者から寄贈されたもので、ロングセラーの文芸作品から最近映画化された小説、多様な雑誌やレシピ本までおよそ500冊が所蔵されています。

借り方もとても簡単です！
借りたい本が見つかったら、こちらのノートに記入するだけなんです。
本のタイトルと自分の名前...それもニックネームでいいんです！

あとは借りる日と返却予定日をご記入ください。
貸出期間は、2週間になっております。

おでかけは、財布スマホと「わんブック」
こちらも県が提唱する合言葉。
待ち時間や移動時間などのすきま時間に読書ができるよう一つのかばんに一冊の本を入れて持ち歩く「1Bag 1Book」を推奨しています。

武田さんが考える読書の魅力ってどんなところなのでしょうか？

小さい子からお年寄りまで自分の好みに合わせて本を選んで、その本の世界に時間や場所、時空を超えて入り込むことが読書の楽しさ、読書の魅力だと思います。

ふと手にした一冊が新たな発見、これからの人生に寄り添い続けてくれる特別な一冊になるかもしれません。
暑い夏、気軽に利用できる県庁文庫で本に触れ、読書の楽しさを味わってみてはいかがでしょうか？

■お問い合わせ
宮崎県教育庁 生涯学習課
TEL：0985-26-7244
平日　8：30 ～ 17：15