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2022年09月14日
ゲームやスマートフォン 子供たちの上手な付き合い方(2022年09月13日放送)
今や生活に欠かすことの出来ないスマートフォンですが、一方で子供たちが夢中になって喧嘩になる事もあるのではないでしょうか?
きょうはスマートフォンやゲームなどと上手に付き合うヒントをご紹介します。
今や生活の一部となっているデジタル端末。
熱中する子供達に保護者はどのように向き合えば良いのか考えます。
教えてくれるのは、メディア安全指導員の山崎カオリさんです。
県内各地の学校に出向き、保護者や子供たちにメディアの利用に伴う影響や問題点・対応策を伝えています。
- 【話:県メディア安全指導員 山崎 カオリさん】
保護者からは、ルールが守れない、ゲームばかりでどうしたものかという相談も多く寄せられています。
こどもからメディアを遠ざけるのは、ほぼ不可能に近いと思うので、うまく付き合う方が建設的だと思います。
例えばルールが守れなかったら取り上げるといった、一方的なペナルティは実は、逆効果だといいます。
- 【話:県メディア安全指導員 山崎 カオリさん】
ダメって言われるとやりたいことを隠れてやるかもしれない。
そうなると、子どもがトラブルに巻き込まれたときに、親に相談できないという悪循環が起こる方がもっとこわい。
- 【話:県メディア安全指導員 山崎 カオリさん】
ルールが守れなかったら、なぜそうなったのか、その都度ルールを決め直す、話し合うとか。
ルールをアップデートしていくのがおすすめです。
そこで取り組みたいのが、子供と一緒に体験してみる事です。
どんなところに面白さを感じているのか、どんな機能があって、どんなふうに遊んでいるか、誰と繋がっているのか知ってほしいと思います。
どういうとこ楽しいとか、やっていることを認めてあげるプロセスも必要です。
- 【話:県メディア安全指導員 山崎 カオリさん】
子どもは自分のことを理解してもらえる大人、周りの人に自分のことを話したいという気持ちになると、その人の言うことを聞いてみようという気持ちになると思います。
これが、新たなルール作りのヒントになります。
ルールを作ったら保護者は守れると思いがちだが、ルールは守れない前提で話し合いを重ねていくことが必要です。
話し合いながら子どもが自分でこうすると、子どもからルールを決められるといいですね。
親が決めてしまうと押しつけになってしまって、子どもが納得する形で自分でやめる力をつけていくのも一緒に考え続けていくのが大事です。
そして大事なのは作ったルールを大人も一緒に実践する事。
例えば、夜9時以降はデジタル機器に触らないというルールであれば、保護者も同じように取り組みます。
- 【話:県メディア安全指導員 山崎 カオリさん】
制限する理由を説明する、保護者の思いもたくさんある、心配しているよ、君のこと想っているよという思いを伝えながら、これを言葉にして子どもたちに伝えて子どもと話し合ってほしいです。
県は学校などへメディア安全指導員の派遣を行い、子供たちにメディアとの上手なつきあい方を指導しています。
■お問い合わせ
宮崎県青少年育成県民会議
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