きょうのキニナルスイーツ、それはアップルパイ。

■金のアップルパイ 230円（店内価格）
青森県産のリンゴを使い、中にはタルトなどで使われるクレームダマンドと、ラズベリーソースをこだわりのパイ生地で包んだ、その名も「金のアップルパイ」です。
こちらのアップルパイを販売しているのが、都城市の「子ねことリンゴ」です。

元々本業は居酒屋でやっていましたが、コロナの影響で新しいことにチャレンジしたいと思い、子どもから大人まで喜ばれるスイーツを移動販売車で売ることにしました。

開発したのは、アップルパイが大好きだという、代表の平良さんです。

リンゴがどうしてもとれにくい時期や糖度が変わってきますので、1年を通じて主役となるリンゴの炊き方や煮方、砂糖の量を変えたり、シロップの煮詰め方などを常に考えています。

こうした中、リンゴの旬を迎える秋は、リンゴそのものの味を楽しめる季節です。

リンゴがごろっとのっています。
クリームとフルーツソースが甘すぎず、やみつきになる味です。

アップルパイ開発のきっかけとなった移動販売車には、実は名前がついています。
子どもたちにたくさん集まってもらいたいという思いで、「子ねこのサニー」と名前を付けました。
ちなみに「子ねことリンゴ」という店舗名は、サニーちゃんにお家を作ってあげようと考えて作られたそうです。

そんな愛情たっぷりの店内には、あったかいアップルパイのほかに、コルネやお弁当、総菜なども販売しています。
お弁当は、旬の食材を豊富に使って、地域の方から譲っていただいた野菜などを使って総菜にして、毎日日替わりで作っています。

移動販売に挑戦したからこそ、お客さんの声がより届くようになったといいます。
子ねこのサニーや子ねことリンゴが地域の方と力をあわせて、いい店にしていきたいです

愛情たっぷりに作られたアップルパイ、少し涼しくなってきた秋に、あたたかい気持ちも味わえそうですね。