今月は、県の「子育て応援マンス」。
子供の成長に欠かせない、おもちゃの選び方をご紹介します。

数あるおもちゃの中から、どんなものを選んだら良いのか、おもちゃに詳しい堤 良子さんに話を聞きます。
堤さんは、子供の発達とおもちゃの関係など、幅広い視点からおもちゃ選びをアドバイスする「おもちゃコンサルタント」として活動。
全国のおもちゃコンサルタントが認めた優良なおもちゃで、自由に遊べる「おもちゃ広場」を各地で開催しています。

子供たちは遊びによって五感を磨き、コミュニケーション能力を養い、生きる力をつけていきます。
その手助けをするのが「良いおもちゃ＝グッドトイ」です。

おもちゃ選びのポイントは6つ

「心地よい音」と「動きのバリエーション」

これは、コビットと言って、繋げて動かしたり、キャタピラのような動きをさせたり、回転したり、振って音を楽しんだりします。
音や動きは表現活動の源になり、子供の心をおもちゃに結びつける大事な条件です。

「適度な大きさと重さ、感触の良さ」

また、「適度な大きさと重さ、感触の良さ」があると、飽きることなく遊べます。
ヒノキなどで作られたこちらのおもちゃ。
水に浮かべて遊べるんです。
モグラたたきみたいに叩いて遊びます。
子どもは夢中になって叩きます。

「みんなで遊べるか」

年齢問わず「みんなで遊べるか」もポイントです。
例えば積み木やブロックなど。
小さい子はまだ上手に積めなくても壊すことは大好き・・・
平面に並べるようになったり、さらに立体へと成長に従って色んな積み方や遊びが考えられます。

「大人も夢中になる」

こちらは大人も夢中になるというおもちゃ。
シーソーを叩いて人形を玉にくっつけます。
高さを変えると難易度アップ！
最高記録を目指します。

「美しい色や形」「丈夫で壊れにくい」

この他、言葉の発達にも繋がる「美しい色や形」「丈夫で壊れにくい」といった要素もポイントです。

忘れてならないのは、「遊んでいる子どもたちの傍に大人が寄り添う」こと。
子どもたちは、手遊びをしてくれるお母さんやお父さんの声、顔、手が一番好きです。
だから子どもさんといっぱい触れ合ってほしいと思います。

今月12日と13日には、宮崎市で子育て支援イベントが開かれ、全国のおもちゃコンサルタントが選んだグッドトイなど、約80点のおもちゃで遊べるコーナーも開設されます。

実際に見て触れて。
おもちゃ選びの参考にしてみては。

■お問い合わせ
グッド・トイ委員会 みやざき
TEL：090-4988-1915