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キニナル!
2022年11月08日
宮崎の新しいおいしさ 県産食材でコラボ たまごバター(2022年11月07日放送)
今日は、養鶏農家と地元のお店のコラボによって生まれた新商品「たまごバター」の話題です。
伺ったのは、えびの市にある東康夫養鶏場。
広々とした鶏舎で飼育されている鶏の卵は、「康卵」というブランドで販売され、濃厚なコクと旨みが特徴です。
そのこだわりの卵と県産バターで作られた商品が、こちらの「たまごバター」です。
プレーンに加え、県産の「平兵衛酢」と、「レモン」を使用した3つの味がそろっています。
もっとお客さんに喜んでもらえる加工品が欲しいと思っていた時、高千穂町のお菓子屋さん「そらいろ」から、こういうのがあるよと提案されたのがきっかけです。
素直に美味しいと思ったし、こういう商品を食べたことがなかったので、商品化していいのではと思いました。
卵黄をたっぷり使っているこの商品は、火の入れ方がとても難しく、30分から1時間付きっきりで、なめらかに仕上げています。
ヘベスとレモン味は、生果汁を使用しています。
このたまごバターとの相性を考えて作られたのが、岩塩スコーン。
小林市のカフェ「musumi」が、えびの産の米粉と県産バター、フランス産の岩塩を使って作っています。
グルテンフリーなので、小麦アレルギーの方も安心して食べられます。
カスタードクリームのような優しい甘みとコクと風味があって、米粉を使っているので、もちっとした食感があります。
岩塩の塩味も、おいしさをひきたてています。
へべす味は、フレッシュな香りと酸味の効いた、さわやかな味わいです。
たまごバターは、岩塩スコーンと卵(康卵)6個のセットで販売していて、食品ロスも考え、月一回の受注販売となっています。
安心できる材料で作っているので、罪悪感がないという声を頂いたり、酸味が得意なお客さんは、平兵衛酢味、レモン味を、ぺろりと一瓶食べちゃうという方もいらっしゃるようです。
今は注文を受けてから製造という形ですが、ゆくゆくは自分たちで販売できる場所を設けて、いつでも購入して頂けるような展望を考えています。
養鶏場と2つのお店がタッグを組んで作り上げた、宮崎の新しいおいしさ。
是非味わってみては・・。
■お問い合わせ
康卵の里「東康夫養鶏場」
えびの市大字坂元1640【MAP】
TEL:0984-33-0323
定休日:日曜・祝日
※注文はホームページで(電話でも受付可)
HP:https://koran-egg.com/