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キニナル!
2022年11月24日
日頃の心がけが大切 腰痛予防対策(2022年1月23日放送)
寒くなってくると、ぎっくり腰など体のトラブルが起きやすくなります。
今日は、腰痛予防の対策についてお伝えします。
ぎっくり腰は、重いものを持った時だけではなく、何気ない動きでもなるんです。
そこで今日は、こちらでその予防法を習います。
教えてもらうのは、宮崎市にある中村接骨院の院長で、柔道整復師の中村拓未さんです。
まず、日常やってしまいがちな危険な動きというのがあります。
それは前かがみ。
膝を曲げず、腰だけで曲げて、下の物を取ろうとする動きは、腰に負担が高くなるので、腰痛リスクが高まります。
しっかり膝を使ってしゃがむ動作を行いましょう。
そしてもう一つは、座りっぱなしなど、同じ姿勢が続く事。
筋肉が固まってぎっくり腰などを起こしやすくなります。
筋肉が固まらないようにするには、ストレッチが効果的です。
伸ばすポイントは「太ももの前側とお尻」です。
ももの前や腸腰筋が固まると、腰が前に引っ張られて反り腰になり、腰の緊張が強くなる。
まずは、ももの前側をストレッチしましょう。
片足を前に膝で立ち、重心を前方に移動させます。
股関節や太ももの前が伸びているのを意識して下さい。
頑張りすぎないのがポイント。
伸びている感じを感じたら、そこでとめて、ゆっくり伸ばしましょう。
15秒程を1セット、2 ~ 3セット行います。
また、このように片方の膝を曲げて寝そべるだけでも効果があります。
次にお尻のストレッチ。
片足を内側に曲げて、うつ伏せのような体勢になります。
お尻が伸びていると感じられるところでキープします。
ストレッチのポイントが、おしりを引くように伸ばすと、より効果があります。
中村さんイチオシ腰痛予防トレーニング!
仰向けになって、膝を立ててお尻のみを浮かします。
腰は浮かせないよう、注意しましょう。
ここで鼻から息を吸って、口から吐き、吐き切ったところで5秒間キープ。
これを繰り返します。
シンプルな動きで、ももの裏と、おなかを鍛えることができるので、普段運動しない方にもおすすめです。
日常生活や仕事で、どうしても筋肉が凝り固まってくるので、是非今回紹介したストレッチをやってほしいと思います。
手軽にできるストレッチや体操で日頃から、腰痛予防を心がけましょう。
■お問い合わせ
中村接骨院
宮崎市福島町壱本橋3034番地【MAP】
TEL:0985-69-6219
定休日:日曜、祝日
HP:https://nakamura-bone-miyazaki.com/