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2022年05月18日

いつ避難する 判断の目安は?(2022年5月17日放送)

今日のキニナルは「防災」です。
今年も本格的な雨の季節を迎えようとしています。
各地で発生する大雨や台風による災害。
いつ避難すればよいのか、判断の目安についてお伝えします。

01 早期避難

毎年発生する災害。
心がけたいことの1つが「早期避難」です。
宮崎県の危機管理課を訪ねました。

02 福村さん

近年、これまでにない雨の降り方が目立ちます。
これまでなかったから大丈夫という考えは通用しないので、自ら早めの避難を判断することが重要です。
避難のタイミングを図る上で大切なのが「情報」です。

自治体が発令する避難情報

03 避難情報

高齢者等避難

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警戒レベル3の「高齢者等避難」では、高齢者など移動に時間がかかる人はこの段階で避難を始めます。
多くの場合、この情報が出る前に、気象台から大雨や洪水の警報、また、氾濫警戒情報などが発表されるため、避難を始める1つの目安になります。

避難指示

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次は避難指示です。
警戒レベル4の避難指示は、全員避難。
危険な場所にいる人は全員避難します。
目安となるのが、土砂災害警戒情報や、河川の氾濫危険情報などで、これらが出た場合は、避難指示がいつ出てもおかしくないと考え、早めの避難を始めます。

緊急安全確保

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レベル5「緊急安全確保」は、すでに災害が発生しているか、切迫している状況で発令。
いわば、避難し遅れた人に向けて出される情報。
建物の2階以上で斜面から離れた場所へ行くなど、直ちに命を守る行動を取る。
去年はえびの市と宮崎市に緊急安全確保が発令されました。

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こうした情報をいち早く入手する方法を複数持つことも大切です。
県ではメール配信サービスを行っていて、登録すると災害時に必要な防災情報を受け取ることができます。
さらに、気象庁が運営するサイト「キキクル」では、浸水など災害発生の危険度をパソコンやスマートフォンで確認できます。
停電時に備え、予備バッテリーがあるとよいです。
普段からできる備えとして、自宅だけでなく、自分や家族が普段いる場所の危険度もハザードマップで確認しましょう。

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非常持ち出し品や備蓄品には、水や食料だけでなく、携帯トイレの準備も。
最低でも3日分は必要とされています。
排泄回数が1人1日5回とすると、4人家族で60回分。
嵩張りそうですが、この段ボールで100回分入り。意外とコンパクトです。

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人からの呼びかけが避難に結びつくケースも多く、離れて住む家族の情報も集め電話などで伝えたり、隣近所へ声かけをしたりすることが命を守ることに繋がります。

宮崎県防災の日に当たる今月22日には、防災について楽しく学べるオンラインセミナーが開催され、気象予報士の酒井さんによる解説や、防災クイズがあります。
UMKの「公式YouTube チャンネル」で、誰でも無料で視聴できます。

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