きょうは「飲む点滴」「飲む美容液」とも呼ばれる「甘酒」の話題です。
玄米麹を使った全国でも珍しい甘酒を紹介します。

宮崎市の「玄米麹専門店 娘こころ」。
こちらで作られている「玄米麹甘酒」は、栄養価の高い玄米麹を使っています。
甘酒は、代表銘柄の「ひのひかり」「ミルキークイーン」のほか、「ちほのかおり」や「赤米」「黒米」など全部で6種類あり、どれも県内産の玄米を使っています。

元々、母の介護をしているときに、甘酒をつくって飲ませていたことがきっかけで甘酒の魅力にはまりました。
栄養価の高さ、おいしさを追求していくうちに、「玄米麹」にたどりついたんです。
商品の命とも言える「玄米麹」を作っているのは、山本さんの次男・俊介さんです。
玄米を発酵させて麹を作り、玄米麹と水分だけで甘酒を仕込んでいきます。

玄米は、玄米特有の「米ぬか」がついた状態で麹に発酵します。
米ぬか自体のタンパク質がアミノ酸に変わっていくので、通常の米麹の甘酒よりも、より多くのアミノ酸が含まれている玄米麹甘酒は、必須アミノ酸やGABA、それにオリゴ糖などが含まれていて栄養価の高さが特徴です。

玄米の香ばしい香りと味わいががします。
後味がすっきりしていて、濃いけど飲みやすいですね。

最近では、海外からの購入も増えるなど少しずつ人気が広がっています。
またスポーツをする人におすすめの「プロテイン」が入ったタイプや、ペット用の甘酒も登場しました。

• 【話：山本 美代子さん】
  食べて元気になるスイーツも頑張ってみたいと思います。

母の介護から生まれた甘酒、今では、たくさんの人に元気に過ごしてもらいたい、そんな優しさが詰まった玄米麹甘酒になっています。

■お問い合わせ
玄米麹専門店 娘こころ
TEL：0985-89-2105