夏休みがあけるころにやってくる憂鬱な気持ち・・・ありますよね。
きょうは、そんな気持ちに寄り添ってくれる相談窓口を紹介します。

その一つが、県の「24時間 子供SOSダイヤル」です。
いじめなどの悩みを子供が相談できる先として、2017年から24時間体制で対応しています。

子供たちの様々な相談に対応するための窓口として、「24時間 子供SOSダイヤル」を開設しています。
24時間365日、無料で対応することができます。

SOSダイヤルは、匿名でも相談ができるのが特徴です。
心理の専門家が中心となって相談にあたり、助言や専門機関へつなぐなどのサポートを行っています。

SOSダイヤルでは、子供やその保護者などから、友人関係や家族、学業に関することなど、様々な相談が寄せられています。
子供たちのSOSは、最近、朝起きられない、睡眠のリズムが崩れている、食欲がない、元気がないなどさまざまな場面で気づくことができるといいます。

子供たちの中には、言葉では悩みを打ち明けられないこともあるようです。
様子がいつもと違うなというサインを早めにキャッチして、できたら話をじっくり聴いてあげることが大切です。

では、家庭で子どもの憂鬱そうなサインに気づいたら？

まずは、冷静に。無理に聞かずに。子どもが自分から話すことをじっくり聞くことが大切です。
言葉で言えないときは、紙に書いてもらうこともいいと思います。
一人で悩まず、スクールカウンセラーや専門家、「24時間 子供SOSダイヤル」でも相談をお受けしています。

このほか、ストレスと上手に付き合うには、腹式呼吸もおすすめです。
ゆったりと座って、軽く目を閉じます。
鼻から吸って、口から吐く。
1・2・3で吸って4で止める。
5～10で吐く。

また、今月18日から県内すべての小学校、中学校、高校、特別支援学校に通う学生が使える「ライン相談」も始まりました。
学校で配布された宮崎県子どもSNS相談カードのQRコードをスマートフォンで読み込み、友達登録を行ってください。
憂鬱だな、なんかいつもと違うなと感じたら、まずは相談してみてください。
誰かに聞いてもらうことで、ちょっと心が軽くなるかも。

「24時間 子供SOSダイヤル」は、0120-078-310、ライン相談は、学校から配布されたSNS相談カードを確認ください。